Oracle Solaris Studio 12.2: dbx コマンドによるデバッグ

Procedure特定の行からプログラムの実行を再開する

  1. assign コマンドを使用して変数に正しい値を代入します。

  2. cont at line_number で、その値を正しく計算できない関数の呼び出しが含まれている行を飛ばします。

    プログラムが行 123 で停止したと想定します。行 123 は関数 how_fast() を呼び出します。この関数が変数 speed を正しく計算していません。speed の正しい値がわかっているため、speed に値を代入することができます。そのあと、how_fast() の呼び出しを飛ばして、プログラムの実行を 124 行目から継続します。


    (dbx) assign speed = 180; cont at 124;
    

    詳細については、cont コマンド」を参照してください。

    cont コマンドを when ブレークポイントコマンドとともに使用すると、プログラムは 123 行目の実行を試みるたびに how_fast() の呼び出しを飛ばします。


    (dbx) when at 123 { assign speed = 180; cont at 124;}
    

    when コマンドについての詳細は、次の節を参照してください。