コンパイラには、オプションのコマンド行パラメータによって選択できる機能が数多くあります。次の表に、頻繁に利用するオプションをまとめてあります。
表 3–4 頻繁に利用するオプション
処理 |
オプション |
---|---|
デバッグ - 大域的にプログラムを検査し、ルーチン間での引数、共通ブロックなどの整合性を調べます。 |
–Xlist |
デバッグ - dbx およびデバッグ機能を使用するための追加のシンボルテーブル情報を生成します。 |
-g |
パフォーマンス - 実行速度の速い実行可能プログラムを起動します。 |
–O[n] |
パフォーマンス - 事前に定義されている一連のオプションを使用して、ネイティブプラットフォームのコンパイルと実行時間を生成します。 |
-fast |
動的 (-Bdynamic) または静的 (-Bstatic) ライブラリと結合します。 |
-Bx |
コンパイルのみ - リンクを行わず、ソースファイルごとに .o ファイルを作成します。 |
-c |
出力ファイル - 実行可能な出力ファイルの名前を a.out ではなく nm に指定します。 |
-o nm |
ソースコード - 固定形式 Fortran ソースコードをコンパイルします。 |
-fixed |