Oracle Solaris Studio 12.2: C ユーザーガイド

B.2.158 -xvis

(SPARC) VIS instruction-set Software Developers Kit (VSDK) に定義されているアセンブリ言語のテンプレートを使用する場合は、-xvis=[yes|no] コマンドを使用します。デフォルトは -xvis=no です。-xvis と指定すると -xvis=yes と指定した場合と同様の結果が得られます。

VIS 命令セットは、SPARC v9 命令セットの拡張です。UltraSPARC プロセッサは 64 ビットでも、多くの場合、特にマルチメディアアプリケーションではデータサイズが 8 ビットまたは 16 ビットに制限されています。VIS 命令では、1 命令で 4 つの 16 ビットデータを処理できるので、画像、線形代数、信号処理、オーディオ、ビデオ、ネットワーキングなどの新しいメディアを扱うアプリケーションのパフォーマンスが大幅に向上します。

VSDK の詳細については、http://www.sun.com/processors/vis/ を参照してください。