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以前の Sun Studio ソフトウェアがインストールされているシステムに Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアをインストールすると、アンインストーラの実行時に Oracle Solaris Studio 12.2 のみが削除されます。アンインストーラでは、インストール済みのすべての製品コンポーネントが削除されます。
Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアのアンインストール時には、アンインストーラをローカル表示またはリモート表示できます。
ディスプレイコンピュータで、コマンド行に次のように入力し、クライアントから X サーバーにアクセスできるようにします。
xhost + source-computer-name |
source-computer-name には、ソースコンピュータ (製品 CD-ROM またはダウンロードしたファイルを含むコンピュータ) で /usr/bin/hostname コマンドを実行したときに出力される名前を入力します。
ソースコンピュータにログインし、スーパーユーザー (root) になります。
rlogin source-computer-name -l rootname Password: root-password |
ソースコンピュータで、ディスプレイコンピュータに接続されたモニターを表示先に設定します。
C シェルを使用する場合は、次のように入力します。
setenv DISPLAY display-computer-name:n.n |
Bourne シェルを使用する場合は、次のように入力します。
DISPLAY=display-computer-name:n.n export DISPLAY |
Korn シェルを使用する場合は、次のように入力します。
export DISPLAY=display-computer-name:n.n |
display-computer-name には、ディスプレイコンピュータで /usr/bin/hostname を実行したときに表示される名前を入力します。
グラフィカルユーザーインタフェースまたは非 GUI のアンインストーラを使用して、Oracle Solaris Studio 12.2 ソフトウェアのインストール済みのすべてのコンポーネントをアンインストールできます。
スーパーユーザー (root) になっていない場合は、次のように入力してスーパーユーザーになります。
su Password: root-password |
インストールディレクトリ (例: /opt/solstudio12.2) に移動します。
次のように入力して、GUI アンインストーラを起動します。
./uninstall.sh & |
「サマリー」ページで「アンインストール」をクリックして、アンインストールを開始します。
アンインストールが完了すると、「セットアップ完了」ページが表示されます。「完了」をクリックしてアンインストーラを終了します。