Oracle Solaris Studio 12.2: スレッドアナライザユーザーズガイド

3.4.3 デッドロック検出実験を検証する

スレッドアナライザ、パフォーマンスアナライザ、er_print ユーティリティで、デッドロック検出実験を検証できます。スレッドアナライザおよびパフォーマンスアナライザはどちらも GUI インタフェースを表示します。スレッドアナライザはデフォルトの簡略セットのタブを表示しますが、それ以外はパフォーマンスアナライザと同じです。

3.4.3.1 スレッドアナライザを使用したデッドロック検出実験結果の表示

スレッドアナライザを開始して、din_philo.1.er 実験結果を開くには、次のコマンドを入力します。


% tha din_philo.1.er

スレッドアナライザは、メニューバー、ツールバー、および各種表示用のタブを含む分割区画で構成されます。

デッドロック検出用に収集された実験結果を開くと、デフォルトで、左側の区画に次のタブが表示されます。

スレッドアナライザ画面の右側区画に次のタブが表示されます。

3.4.3.2 er_print を使用した、デッドロック検出実験結果の表示

er_print ユーティリティは、コマンド行インタフェースを表示します。インタラクティブセッションで er_print ユーティリティを使用して、セッション中にサブコマンドを指定します。コマンド行オプションを使用して、インタラクティブでない方法でもサブコマンドを指定できます。

次のサブコマンドは、 er_print ユーティリティでデッドロックを調べるときに役立ちます。

詳細は、collect(1)、tha(1)、analyzer(1)、および er_print(1) のマニュアルページを参照してください。