「プロファイル - ツリー表示」ページには、要素に現在割り当てられているすべての使用可能なプロファイルが表示されます。ページの左側は、プロファイルを見つけるためにツリー階層全体を参照できるナビゲーション領域です。ページの右側は、ナビゲーション領域で選択したプロファイルに関する情報が表示されるコンテンツ領域です。
ナビゲーションツリーは、組織ツリーおよびドメインツリーを参照して要素を選択するために使用します。ツリーは要素の階層を反映します。ノードにサブノードがある場合、ノード名の左に青の三角形が表示されます。その青の三角形をクリックすると、ノードが展開されてサブノードが表示されます。
デフォルトでは、ノードを展開して表示されるサブノードは 10 までです。10 を超えるサブノードがある場合、11 番目の「ノード」は要素とはされず、「... 一部の要素が表示されていません」として表示されていないノードがあることを示します。この「ノード」をクリックすると「Find (検索)」機能が開きます。
要素を選択するには、ツリーをナビゲートして目的の要素をクリックします。要素を選択すると、その要素が強調表示され、割り当てられているプロファイルと継承されているプロファイルがコンテンツ領域に表示されます。
ナビゲーションにおいて、ツリー階層の要素を見つけるための再帰的検索のメカニズム (「要素の検索」を参照) および再帰以外の検索のメカニズム (「「Find (検索)」機能の使用法」を参照) も提供されます。「検索」ボタンをクリックすると、「検索」ウィンドウが表示されます。
「Search (検索)」機能によって、ドメイン階層または組織階層の要素を再帰的に検索することができます。要素の直接の子だけでなく、すべての子孫が検索されます。要素の直接の子のみを検索するには、「Find (検索)」機能を使用します。
表示された「検索」ウィンドウでは、より詳細な検索を実行することもできます。
「Search (検索)」機能は LDAP リポジトリとハイブリッドリポジトリをサポートするのみで、ファイルベースリポジトリをサポートしません。ファイルベースリポジトリで検索を実行しても、結果として常に「検出された要素 (0)」と報告されます。
検索する要素の名前またはその一部を「検索」フィールドに入力します。
検索は、大文字と小文字を区別せず、完全一致ではありません。たとえば、検索文字列の「bc」は「ABC」および「bcd」に一致します。アスタリスク (*) は検索文字列内の任意の文字列を示します。検索文字列の任意の場所に複数のアスタリスクを使用できます。このフィールドを空にした場合、検索文字列として「*」を指定したフィールドと同じになります。
「検索」ボタンをクリックします。
「検索」ウィンドウが表示されます。ナビゲーション領域の「検索」フィールドに入力した文字列が「検索」ウィンドウの「検索」フィールドに移動し、その文字列の検索が自動的に開始されます。検索結果は結果テーブルに表示され、検出された要素の名前、種類、およびパスが示されます。
表示される結果の最大数は 100 です。
検索で何も検出されなかった場合、またはナビゲーション領域の「検索」フィールドを空白のままにした場合、「検索」ウィンドウの「検索」フィールドに要素の名前を入力できます。
「ドメインを検索」のように特定の要素タイプを検索するには、「検索」フィールドの横にあるタイプ修飾子のリストを使用します。
必要な場合は、「詳細オプションの表示」ボタンをクリックして、詳細オプションを検索に追加します。
詳細オプションの構成は、次のとおりです。
「範囲」: 検索アルゴリズムがツリーのトラバースを開始する要素を決定できます。
「1 ページに表示される検索結果」: 結果テーブルの各ページに表示される結果の数を決定できます。
もう一度「検索」ボタンをクリックすると、新たに変更した検索の結果が表示されます。
「リセット」ボタンをクリックした場合、すべての検索パラメータがデフォルトに変更され、「検索」フィールドがクリアされます。
「Find (検索)」機能によって、展開した要素の「直接の」子であるすべての要素を限定的に検索することができます。これは、要素の再帰的検索を行う Search (検索) 機能とは異なります。
ナビゲーションツリーの「一部の要素が表示されていません」ノードをクリックします。
「検索」ウィンドウが表示されます。
「検索」フィールドに必要な文字列全体または一部を入力します。
検索は、大文字と小文字を区別せず、完全一致ではありません。たとえば、検索文字列の「bc」は「ABC」および「bcd」に一致します。アスタリスク (*) は検索文字列内の任意の文字列を示します。検索文字列の任意の場所に複数のアスタリスクを使用できます。このフィールドを空にした場合、検索文字列として「*」を指定したフィールドと同じになります。
「検索」ボタンをクリックします。
結果のリストが表示されます。表示される結果の最大数は 100 です。
検出された要素をナビゲーションツリーに追加するには、結果リストにある目的の要素をクリックします。
「検索」ウィンドウが閉じ、ナビゲーションツリーのサブノードのリストに要素が追加されます。
要素を選択すると、「プロファイル - ツリー表示」ページのコンテンツ領域に、要素に関する情報が表示されます。コンテンツ領域には、次のテーブルが最大 3 つ表示されます。
「割り当てられているプロファイル」テーブル: このテーブルは常に表示されます。このテーブルには、現在選択されている要素に割り当てられているプロファイルが示されます。「名前」、「作成者」、「変更日時」の 3 つの列があります。「変更日時」列は、プロファイルの設定が変更されたときにのみ変更され、プロファイルの名前変更、移動、または優先順位変更では変更されません。
「継承されたプロファイル」テーブル: このテーブルは、選択した要素より階層の上位にある要素に割り当てられているプロファイルがある場合に表示されます。そのプロファイルがテーブルに示されます。「名前」、「割り当て先」の 2 つの列があります。「割り当て先」は、プロファイルが割り当てられている要素のパスおよび名前を示します。
「ユーザー」テーブルまたは「役割」テーブル: このテーブルは、「ユーザー」タイプまたは「役割」タイプの要素を選択したときに表示されます。要素が少なくとも 1 つの役割のメンバーであるユーザーの場合、「役割」テーブルにその役割が示されます。要素がメンバーを持つ役割である場合、「ユーザー」テーブルにそのメンバーが示されます。
「新規作成」ボタンをクリックします。
プロファイルエディタが開きます。
プロファイルエディタによって示される指示に従います。
プロファイルエディタを使用して新しいプロファイルを作成する方法の詳細は、 「プロファイルエディタ」を参照してください。
新しいプロファイルの作成を終了すると、現在選択している要素に自動的に割り当てられます。
削除するプロファイルに対応するチェックボックスを選択します。
確認ダイアログが表示されます。
「削除」は、すべての割り当てを消去し、プロファイルを物理的に削除するので注意が必要です。削除を元に戻すことはできません。プロファイルを削除すると、現在の要素以外の要素への割り当ても消去されます。1 つの要素からプロファイル割り当てを消去するだけの場合は、「割り当て解除」を使用してください。
「削除」ボタンをクリックします。
プロファイルの削除を確認したら、確認ダイアログの「了解」ボタンをクリックします。
「プロファイルの割り当て」ボタンをクリックします。
ダイアログが開き、選択した要素に割り当てることができるすべてのプロファイルが一覧表示されます。
選択した要素にすでに割り当てられているプロファイル、およびその要素またはそれより上位の要素で格納されていないプロファイルは表示されません。
表示されているプロファイルを 1 つ以上選択し、「了解」をクリックします。
新たに割り当てられたプロファイルが「割り当てられているプロファイル」テーブルに表示されます。
割り当てを解除するプロファイルに対応するチェックボックスを選択します。
「プロファイルの割り当て解除」ボタンをクリックします。
プロファイルが割り当て解除され、「割り当てられているプロファイル」テーブルから消えます。
警告ダイアログが表示されないので、誤って「プロファイルの割り当て解除」ボタンをクリックした場合は、「プロファイルの割り当て解除」機能を使用して元に戻してください。
名前を変更するプロファイルに対応するチェックボックスを選択します。
アクションリストから「名前の変更」を選択します。
「名前の変更」ダイアログが表示されます。
ダイアログのテキストフィールドにプロファイルの新しい名前を入力し、「了解」をクリックします。
コピーまたは移動するプロファイルに対応するチェックボックスを選択します。
アクションリストから「コピーと移動」を選択します。
「コピーと移動」ウィザードが表示されます。
「コピーと移動」ウィザードに表示される指示に従ってタスクを実行します。
チェックボックスがすべて選択されていないことを確認します。
アクションリストから「インポート」を選択します。
「プロファイルのインポート」ダイアログが表示されます。
インポートするファイルのパスを入力します。または、「参照」ボタンをクリックし、オペレーティングシステムのデフォルトのファイル選択ダイアログからファイルを選択します。
「インポート」ボタンをクリックします。
エクスポートするプロファイルに対応するチェックボックスを選択します。
アクションリストから「エクスポート」を選択します。
ファイルのエクスポート先の場所を指定できるダイアログが表示されます。
ダイアログの「ディスクに保存」オプションを選択し、「了解」をクリックします。
エクスポートファイルを保存する場所を選択し、「了解」をクリックします。
「有効な設定」は、組織、ドメイン、ホストなどの特定要素の有効な構成設定を示す読み取り専用のビューです。
特定ユーザーの有効な設定は、関連する組織レベル、役割、およびユーザーに保存されている構成設定が含まれるマージ処理の結果です。選択した要素のマージされた構成設定を別々の「有効な設定」ウィンドウに表示することができます。これによって、簡単に検証することが可能であり、エラーデバッグもできます。「有効な設定」レポートは印字したり、保管の目的で保存することもできます。
「割り当てられているプロファイル」テーブルの「有効な設定」ボタンをクリックします。
表示されるウィンドウに、ナビゲーションツリーで選択した要素の有効な設定が表示されます。
「有効な設定」ウィンドウは、次の 2 つのセクションで構成されます。
「有効な設定パラメータの変更」セクションでは、「有効な設定の生成方法」領域によって、考慮するツリーを選択できます。「ドメインツリーから要素を選択」オプションによって、「有効な設定」レポートを生成する実体を選択できます。「参照」ボタンを使用すると、組織ツリーまたはドメインツリーの要素を選択できます。
「有効な設定」セクションでは、次が表示されます。
選択した要素の階層内の場所とホスト名。
現在の有効な設定レポートを生成した日時。
「含まれるプロファイル」セクションには、現在の要素の有効な設定レポートの生成に関連したプロファイルのリストが示されます。もっとも関連性の高いプロファイルからもっとも関連性の低いプロファイルまでのマージ順で表示されます。各プロファイルは、そのプロファイルの「プロファイルエディタ」ウィンドウを開くリンクになっています。
「設定概要」領域には、現在の有効な設定レポートの構成設定がカテゴリ別にまとめられて表示されます。「設定概要」には「名前」、「値」、および「ステータス」のフィールドがあります。
「ステータス」列には「<profileName> で定義されている」のタイプのエントリがあります。この場合の <profileName> は、「構成設定」タブ上でそのプロファイルのプロファイルエディタを開き、このプロファイル内の特定の設定にナビゲートするリンクです。
生成された有効な設定レポートを変更するには、該当する有効な設定のパラメータを変更し、「有効な設定」ウィンドウの上部にある「有効な設定の生成」ボタンをクリックします。
これによって、新しいレポートが「有効な設定」ウィンドウに表示されます。
有効な設定レポートを印刷するには、「有効な設定」ウィンドウの上部または下部にある「印刷」ボタンをクリックします。