このデータストアに対する認証が成功したあとに、データストアバックエンドのユーザ名とパスワードを保存します。このユーザー名とパスワードは、将来 pgtool を呼び出すときに使用できます。
この資格情報は、管理者のホームディレクトリの .apocpass というファイルに保存されます。このファイルがすでに存在し、このファイルに正しいアクセス権が設定されていない場合、コマンドはエラーを表示して終了します。
ユーザー名を指定すると、パスワードの入力を求めるメッセージが表示されます。ユーザー名を指定していない場合、ユーザー名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されます。ユーザー名とパスワードの認証は、データストアに対する匿名アクセスを使用して行われます。匿名アクセスがサポートされていない場合は、承認済みのユーザー名とパスワードの入力を求めるメッセージが表示されます。承認済みのユーザー名による認証が失敗する場合、コマンドはエラーを表示して終了します。
認証が行われると、ホスト / ポート / ベース DN とユーザー名の組み合わせで構成されるキーを使用して、ユーザー名とパスワードのペアのエントリが管理者の .apocpass ファイルに保存されます。それによって、ユーザー名とパスワードのペアがほかのバックエンドに対して同じファイルに保存されます。
ブートストラップ情報をコマンドで指定するには、その情報があるファイルを示す --file オプションを使用するか、その情報を直接指定する --url オプションを使用します。ブートストラップの詳細は、「CLI で必要となるブートストラップ情報」を参照してください。
ブートストラップ情報が利用できないか、資格情報ファイルが作成できない場合は、コマンドはエラーを表示して終了します。
資格情報ファイルが正常に作成される場合は、このストレージバックエンドを使用する後続の pgtool コマンドでユーザー名とパスワードを指定する必要はありません。資格情報ファイルに保存されているユーザー名とパスワードの詳細が使用されます。
構文
login [--username=<username>] [--file=<bootstrap file>] [--url=<url>]
--username=<username> : ストレージバックエンドで使用されている書式で管理者のユーザー名を指定します (例: “jmonroe”)。
--file=<bootstrap file> : ブートストラップファイルの完全修飾パス。デフォルトのファイルは $HOME/pgtool.properties です。このオプションは --url オプションとともに使用することはできません。
--url=<url> : データストアを識別する URL。URL の書式は ldap://<hostname>:<port>/<base name> です。<hostname> はサーバー名 (デフォルトは localhost)、<port> はサーバー上のポート名 (デフォルトは 389)、および <base name> はベースエントリの識別名です。
% pgtool login --username=jmonroe [メッセージが表示されたら正しいパスワードを入力]
「jmonroe」と「password」のエントリとともに ~/.apocpass という名前のファイルが作成されます。ファイルのアクセス権は 600 です。接続先のバックエンドに関する情報は、デフォルトのブートストラップファイル ~/pgtool.properties にあります。