Sun Desktop Manager 1.0 管理ガイド

Procedure新しい構成リポジトリの作成

構成リポジトリは、各要素のプロファイルと各要素の割り当てデータとともに組織階層情報が保存される場所です。

手順
  1. 「構成リポジトリ」テーブルで「新規作成」ボタンをクリックします。

    「構成リポジトリの新規作成」ウィザードが開きます。このウィザードを使用すると、Desktop Manager で使用する構成リポジトリが作成されます。

  2. 「リポジトリ名」フィールドに新しい構成リポジトリの名前を入力し、「新規作成」をクリックします。

  3. 「リポジトリの種類」リストからリポジトリのタイプを選択します。

    ウィザードを使用すると、次の 3 つのタイプのリポジトリを構成できます。

    • 「LDAP」: 階層が LDAP から取得され、すべてのデータが LDAP に保存されます。

    • 「ファイルベース」: 階層がファイルから取得され、すべてのデータがディレクトリおよびファイルに保存されます。

    • 「ハイブリッド」: 階層が LDAP から取得され、すべてのデータがディレクトリおよびファイルに保存されます。

  4. 「次へ」ボタンをクリックします。

  5. リポジトリのために構成する LDAP サーバーの詳細を入力します。

    サーバーが実行されるホスト名およびポートが必要です。SSL を使用してサーバーに接続するかどうかも選択できます。


    注 –

    SSL を使用してサーバーに接続するには、適切な証明書が Desktop Manager キーストアにある必要があります。キーストアは /etc/opt/webconsole/keystore にあります。認証局または LDAP 証明書がそのキーストアにある必要があります。証明書をその場所に追加するには、次のコマンドを実行します。


    keytool -import -file <certificate file> -keystore /etc/opt/webconsole/keystore

    このキーストアのデフォルトのパスワードは changeit です。新しい証明書が Desktop Manager によって認識されるようにするには、smcwebserver 再起動コマンドを使用して Java Web Console を再起動する必要があります。


  6. これまでの手順で選択した内容によって以降の手順は異なります。ウィザードに表示される指示に従ってください。


    注 –

    ファイルベースリポジトリまたはハイブリッドリポジトリの作成用にその URL が指定されるディレクトリは、ユーザー noaccess およびグループ noaccess によって所有され、アクセス権が 755 に設定されている必要があります。その結果、ユーザー noaccess には読み取りおよび書き込みアクセス権、他のすべてのユーザーには読み取り専用アクセス権が与えられます。