Sun Desktop Manager 1.0 管理ガイド

Procedure構成リポジトリの同期化

Desktop Manager では、複数のバックエンドを並行して管理することができます。そのため、テスト用のバックエンドと最終本稼働用のバックエンドを定義できます。つまり、最初に構成の変更をテストバックエンドで定義および評価します。そのあとでテストバックエンドの一部または全体と本稼働バックエンドの同期をとることによって、必要な変更を本稼働システムにすばやく安全に適用できます。この方法は、本稼働バックエンドの単なるバックアップと復元の操作にも使用できます。「同期」ウィンドウで、このような同期を実行することができます。

手順
  1. 「構成リポジトリ」ウィンドウで、同期をとるリポジトリを選択します。

    「同期」ウィンドウが表示されます。

  2. 「ソース構成リポジトリ」リストからソースリポジトリを選択します。

    変更のソースとして使用するソースリポジトリを変更できます。このリポジトリは変更されません。

  3. (省略可能) 「ソースの開始点」の横の「変更」ボタンをクリックすることによって、ソースリポジトリを制限できます。

    これは、同期のソース開始点としてルート以外の別の要素を指定します。

    目的の組織要素またはドメイン要素にナビゲートできるダイアログが表示されます。要素を選択すると、「ソースの開始点」に新しいパスが反映されます。

  4. 「ターゲット構成リポジトリ」リストからターゲットリポジトリを選択します。

    変更のターゲットとして使用するターゲットリポジトリを変更できます。このリポジトリは変更されます。

  5. (省略可能) 「ターゲットの開始点」の横の「変更」ボタンをクリックすることによって、ターゲットリポジトリを制限できます。

    これは、同期のターゲットとしてルート以外の別の要素を指定します。

    目的の組織要素またはドメイン要素にナビゲートできるダイアログが表示されます。要素を選択すると、「ターゲットの開始点」に新しいパスが反映されます。

  6. 「比較」ボタンをクリックします。

    2 つのツリーが比較され、すべての相違がテーブルに表示されます。

  7. 同期をとるプロファイルを含むテーブルの行の横にあるチェックボックスを選択し、「同期」ボタンをクリックします。

    同期が完了すると、選択したプロファイルについて、ターゲットリポジトリがソースリポジトリと一致します。