Sun Desktop Manager 1.0 管理ガイド

「構成設定」

「構成設定」ページでは、選択したプロファイルに保存されている構成設定を表示および編集できます。

Procedureプロファイルの構成設定の表示および編集

手順
  1. プロファイルの構成設定を表示するには、ページ右側のカテゴリのリストから設定にナビゲートします。

    構成設定は、StarSuiteTM、 MozillaTM、Evolution、GNOME などのデスクトップアプリケーションの構成設定に直接対応するカテゴリ別に階層的に編成されています。

  2. 目的の構成設定をクリックします。

    選択されているプロファイルの設定が表示され、そのプロファイルで使用可能な設定が示されます。必要な場合は、個々の設定の有効性、可能な値範囲などの追加のコンテキスト情報が示されます。


    注 –

    構成設定以外のカテゴリを選択すると、そのカテゴリの設定またはサブカテゴリを示すテーブルが表示されます。


  3. 構成設定ごとに、具体的な値を指定したり、未設定のままにしたりすることができます。

    未設定にした場合、アプリケーションはプロファイル設定による影響を受けず、アプリケーションの出荷時のデフォルト値を使用します。通常、プロファイルエディタは、アプリケーションのデフォルト値を追加のヘルプテキストによって一覧表示します。または可能な場合は、マーカーによって設定のオプションリストに直接表示します。


    注 –

    複数のプロファイルが同じユーザーに影響を与える場合もあることを理解するのは重要です。たとえば、特定の組織に対する設定のプロファイルを作成します。その設定は、組織のメンバーであるすべてのユーザーに自動的に使用可能になります。また同様に、サブ組織に対する構成設定の追加プロファイルを定義できます。この設定が、親組織の設定を上書きすることがあります。具体的には、サブ組織用に異なるプロキシ設定が定義され、その他の設定は変更されないような場合です。つまり、組織、サブ組織、さらにはユーザーに割り当てられたすべてのプロファイルを含めたマージ処理の結果が、特定ユーザーの有効な設定になります。



    ヒント –

    場合に応じて、マージ処理を制御して特定の構成設定を強制的に設定できるので、ほかのプロファイルによって独自の値が上書きされて異なる値に定義されないようにすることができます。プロファイルエディタでは、設定ごとに必要なマージ動作を指定することができます。 デフォルトでは、ほかの「ユーザーの上書き可能」です。そのオプションを選択解除すると、強制的に設定が行われて、独自の値がほかのプロファイルによって上書きされなくなります。