Configuration Agent は、ポリシーをキャッシュし配信するアプリケーションです。アプリケーションとそれが実行されるホストの性能に重大な影響を与えずに、デスクトップクライアントアプリケーションを確実に一元的に構成できるように設計され構築されています。この機能は、次のことにより達成されます。
クライアントが再利用できるように、任意のダウンロードされたポリシーをローカルで使用可能なキャッシュに書き込む
ポリシーがホストされている LDAP サーバーへの接続などの、共有可能でかつ共有すべき、任意の高価なリソースを共有する
クライアントアプリケーションと Configuration Agent との間で対話が発生する典型的なシナリオは、非常に単純で、次のように説明できます。
ユーザーが、gconfd、Mozilla、StarSuite など、関連するデスクトップクライアントアプリケーションの 1 つを起動します。
クライアントアプリケーションが Configuration Agent に接続します。
クライアントアプリケーションは、Configuration Agent から必要とするポリシーデータを要求します。
Configuration Agent は、要求されたポリシーデータを探してキャッシュを検索します。
ポリシーデータがキャッシュ内に見つからなかった場合、Configuration Agent は、事前に構成されたポリシーリポジトリから要求されたデータをダウンロードして、キャッシュに格納します。
ポリシーデータは、要求を行なったクライアントアプリケーションに送信されます。
Configuration Agent は、ポリシーデータに対する変更についてポリシーリポジトリを監視します。
変更が検出されると、Configuration Agent はキャッシュをリフレッシュして、最新の状態にし、クライアントアプリケーションに変更があることを知らせます。