クライアント側から見ると、アプリケーションは 3 つの別々のデータソース (階層) から構成データを取得します。これらは、デフォルト階層、ユーザー階層、およびプロファイル階層です。
ユーザー階層とデフォルト階層は、クライアントのアプリケーションが現在使用している既存のデータソースです。デフォルト階層はアプリケーションと一緒に配備され、配備後は、ほとんど変わることはありません。これはアプリケーションと一緒にローカルに格納されています。ユーザー階層は、特定のユーザーがアプリケーションの設定に加えた変更を保存します。これはローカルまたは共有の場所に格納されています。
プロファイル階層は、構成リポジトリに一元的に格納されています。このリポジトリは Desktop Manager が管理する構成設定を含んでいます。これらの設定はサーバーでは、組織、役割、ユーザー、ホストなどの要素に関連付けられています。特定のユーザーやホストに代わってConfiguration Manager がこれらにアクセスし、ユーザーやホストには読み取り専用になっています。
Desktop Manager は、プロファイル階層の構成設定のみを読み書きできます。デフォルト階層またはユーザー階層のコンテンツには、Desktop Manager からアクセスできません。すべての階層の値の取得と組み合わせは、クライアントのアプリケーション構成システムが担当します。 「結合」を参照してください。