Sun Identity Manager の概要

リポジトリの高可用性化

Identity Manager は、プロビジョニングと状態の情報をすべて Identity Manager リポジトリに格納します。

Identity Manager リポジトリを格納するデータベースインスタンスの可用性は、高可用性を備えた Identity Manager の配備でもっとも重要です。リポジトリは Identity Manager のインストール全体を表し、そこに含まれるデータは他の重要なデータベースアプリケーションと同様に保護する必要があります。最低でも、定期的なバックアップの実行が必要です。


注 –

パフォーマンス (1 秒あたりのトランザクション数) の大幅な低下につながるため、Identity Manager リポジトリを VMware 仮想マシンなどの仮想プラットフォームでホストしないでください。


作成できるリポジトリのイメージは 1 つだけです。Identity Manager 用に 2 つのデータベースを用意して、これらを夜間に同期することはできません。データベースのクラスタ化またはミラーリング機能を利用して、耐障害性を提供することをお勧めします。