更新操作では、ユーザーアカウントに関連付けられたリソースが Identity Manager で更新されます。「アカウント」領域から更新を実行した場合は、以前にユーザーに対して行われた保留中の変更が、選択されたリソースに送信されます。
次の場合にこの状況が発生する可能性があります。
更新の実行時にリソースが利用不可能だった場合
ロールまたはリソースグループに対して変更が行われたが、それに関連付けられたすべてのユーザーにその変更を送信する必要がある場合。この場合は、「ユーザーの検索」ページを使用してユーザーを検索し、更新操作の実行対象とする 1 人以上のユーザーを選択する必要があります。
ユーザーアカウントの更新時には、次のオプションを選択できます。
割り当てられたリソースアカウントが更新された情報を受け取るかどうか
すべてのリソースアカウントを更新するか、リストから個別のアカウントを選択するか
1 つのユーザーアカウントを更新するには、リストでユーザーアカウントを選択し、「ユーザーアクション」リストから「更新」を選択します。
「リソースアカウントの更新」ページで、更新するリソースを 1 つ以上選択するか、または割り当てられたリソースアカウントをすべて更新する場合は「すべてのリソースアカウントの更新」を選択します。選択し終えたら、「OK」をクリックして、更新プロセスを開始します。または、「バックグラウンドで保存」をクリックして、操作をバックグラウンドプロセスとして実行します。
確認ページで各リソースに送信されるデータを確認します。
図 3–3 に「リソースアカウントの更新」ページを示します。
複数の Identity Manager ユーザーアカウントを同時に更新できます。リストで複数のユーザーアカウントを選択し、「ユーザーアクション」リストから「更新」を選択します。
複数のユーザーアカウントを更新する場合は、各ユーザーアカウントから、割り当てられたリソースアカウントを個別に選択することはできません。このプロセスでは、選択したすべてのユーザーアカウントのすべてのリソースが更新されます。