Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

Create、Update、および CreateOrUpdate コマンド

Create、Update、または CreateOrUpdate コマンドを実行する場合は、user フィールドと command フィールドのほかに、ユーザー画面のフィールドを指定できます。使用されるフィールド名は、画面内の属性のパス表現です。ユーザー画面で使用可能な属性については、『Sun Identity Manager Deployment Reference』「User View Attributes」を参照してください。カスタマイズしたユーザーフォームを使用している場合は、フォームのフィールド名に、使用可能なパス表現がいくつか含まれています。

一括アクションで使用する一般的なパス表現のいくつかを次に示します。

作成および更新アクションを、CSV 形式にした例を次に示します。

command,user,waveset.resources,password.password,
password.confirmPassword,accounts[Windows Active Directory].description,
accounts[Corporate Directory].location Create,John Doe,
Windows Active Directory|Solaris Server,changeit,changeit,John Doe - 888-555-5555,
Create,Jane Smith,Corporate Directory,changeit,changeit,,New York
CreateOrUpdate,Bill Jones,,,,,California

CreateOrUpdate コマンドを使用すると、複数のアカウントタイプをサポートするリソースで特定のアカウントタイプを指定できます。したがって、ユーザーが特定のリソースに複数のアカウントを持ち、各アカウントのアカウントタイプが異なる場合は、次の例に示す方法で userAye ユーザーの admin アカウントタイプを更新します。

command,user,accounts[Sim1|admin].emailAddress
CreateOrUpdate,userAye,bbye8@example.com

注 –

CreateOrUpdate コマンドを使用すると、ユーザーのアカウントのアカウント固有の属性を設定できますが、ユーザー画面のグローバルセクションの次の値が指定した「すべての」アカウントに適用されることに注意してください。

結果として、次の形式の BulkOps コマンドが期待したように動作しない場合があります。

command,user,accounts[Sim1].email
CreateOrUpdate,userAye,bbye8@example.com

userAye がすでに email の値を持つ場合、その値は Sim1 リソースの電子メール属性に適用されます。この動作を回避する方法はありません。