Identity Manager で特定の要求の状態の取得、作成、更新、削除、有効化、無効化、テストを追跡および実行するために使用する、一連の BeanShell (bsh) スクリプトを指定する必要があります。
次の場所に、サンプルのアクションスクリプトがあります。
wshome/sample/ScriptedJdbc/External/beanshell |
これらのサンプルを変更して、独自のカスタムアクションスクリプトを作成できます。カスタムスクリプトはアクションスクリプト選択ツールに追加され、「利用可能」リストと「選択されたカスタム列」リストの行の下に表示されます。
Identity Manager には、外部リソースに対してサポートされるデータベースタイプのリソースアクションのサンプルスクリプトが用意されています。これらのスクリプトにアクセスするには、次の場所にある ResourceAction スクリプトを使用します。
wshome/sample/ScriptedJdbc/External/beanshell |
デフォルトのデータベース名、ユーザー名、およびパスワードは、すべて extres です。
他のデータベースオプションのいずれかを選択する場合や、別のユーザー名やデータベース名を使用したい場合は、サンプルのデータベース作成スクリプトや ResourceAction スクリプトを別の値に変更する必要があります。
たとえば、MySQL データベースを選択して、既存のデータベース名、ユーザー名、およびパスワードを変更する場合は、デフォルトのデータベース名、ユーザー名、およびパスワードを extres から externalresources、externaladmin、および externalpassword にそれぞれ変更することによって、create_external_tables.mysql スクリプトを更新する必要があります。
次に、ResourceAction スクリプトを、デフォルトの extres.accounts および extres.attributes の値から externalresources.accounts および externalresources.attributes にそれぞれ変更する必要があります。
アクションスクリプトを設定するには、次の手順に従います。
「Data Store Configuration」ページのアクションスクリプト選択ツールを使用して、リソースアクションごとに 1 つ以上のアクションスクリプトを指定します。リソースアクションごとに少なくとも 1 つのスクリプトを選択する必要があります。
リソースアクションに一致するデフォルトのアクションスクリプトを選択する必要があります。たとえば、次を使用します。
GetUser リソースアクションには External-getUser-bsh
GetUser リソースアクションは、検索操作に使用されます。
CreateUser リソースアクションには External-createUser-bsh
DeleteUser リソースアクションには External-deleteUser-bsh
UpdateUser リソースアクションには External-updateUser-bsh
DisableUser リソースアクションには External-disableUser-bsh
EnableUser リソースアクションには External-enableUser-bsh
Test リソースアクションには External-test-bsh
Test リソースアクションは、「テスト接続」ボタンのすべての機能を有効にするために使用されます。
リスト内のサンプルスクリプトから他の bsh スクリプトのいずれかを使用すると、うまくいきません。
メニューから「アクションコンテキストモード」を選択して、属性値をアクションスクリプトに渡す方法を指定します。
「Strings」。属性値を文字列値として渡します。
「Direct」。属性値を com.waveset.object.AttributeValues オブジェクトとして渡します。
ここで、データストア接続設定をテストします。ページの下にある「テスト接続」ボタンをクリックします。
接続が成功したことを確認するメッセージ、またはその設定でのエラーを報告するメッセージが表示されます。
終了したら、「次へ」をクリックして「プロビジョニング担当者への通知設定」ページに進みます。