Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

Procedureアクションスクリプトを設定する

Identity Manager で特定の要求の状態の取得、作成、更新、削除、有効化、無効化、テストを追跡および実行するために使用する、一連の BeanShell (bsh) スクリプトを指定する必要があります。

次の場所に、サンプルのアクションスクリプトがあります。


wshome/sample/ScriptedJdbc/External/beanshell

注 –

これらのサンプルを変更して、独自のカスタムアクションスクリプトを作成できます。カスタムスクリプトはアクションスクリプト選択ツールに追加され、「利用可能」リストと「選択されたカスタム列」リストの行の下に表示されます。


Identity Manager には、外部リソースに対してサポートされるデータベースタイプのリソースアクションのサンプルスクリプトが用意されています。これらのスクリプトにアクセスするには、次の場所にある ResourceAction スクリプトを使用します。


wshome/sample/ScriptedJdbc/External/beanshell

デフォルトのデータベース名、ユーザー名、およびパスワードは、すべて extres です。

アクションスクリプトを設定するには、次の手順に従います。

  1. 「Data Store Configuration」ページのアクションスクリプト選択ツールを使用して、リソースアクションごとに 1 つ以上のアクションスクリプトを指定します。リソースアクションごとに少なくとも 1 つのスクリプトを選択する必要があります。

    図 5–15 アクションスクリプト領域

    「Data Store Configuration」ページのアクションスクリプト領域の例を示す図

    リソースアクションに一致するデフォルトのアクションスクリプトを選択する必要があります。たとえば、次を使用します。

    • GetUser リソースアクションには External-getUser-bsh


      注 –

      GetUser リソースアクションは、検索操作に使用されます。


    • CreateUser リソースアクションには External-createUser-bsh

    • DeleteUser リソースアクションには External-deleteUser-bsh

    • UpdateUser リソースアクションには External-updateUser-bsh

    • DisableUser リソースアクションには External-disableUser-bsh

    • EnableUser リソースアクションには External-enableUser-bsh

    • Test リソースアクションには External-test-bsh


      注 –

      Test リソースアクションは、「テスト接続」ボタンのすべての機能を有効にするために使用されます。


    リスト内のサンプルスクリプトから他の bsh スクリプトのいずれかを使用すると、うまくいきません。

  2. メニューから「アクションコンテキストモード」を選択して、属性値をアクションスクリプトに渡す方法を指定します。

    • 「Strings」。属性値を文字列値として渡します。

    • 「Direct」。属性値を com.waveset.object.AttributeValues オブジェクトとして渡します。

  3. ここで、データストア接続設定をテストします。ページの下にある「テスト接続」ボタンをクリックします。

    接続が成功したことを確認するメッセージ、またはその設定でのエラーを報告するメッセージが表示されます。

  4. 終了したら、「次へ」をクリックして「プロビジョニング担当者への通知設定」ページに進みます。