Identity Manager では、次の機能によってセキュリティー上のリスクを軽減します。
アカウントアクセスの即時無効化。Identity Manager では、1 回の操作で組織または個人のアクセス権限を無効にできます。
ログインセッションの制限。現在のログインセッションに制限を設定できます。
アクティブリスク分析。Identity Manager では、活動していないアカウントや疑念のあるパスワードアクティビティーなどのセキュリティー上のリスクを絶えずスキャンします。
総合的なパスワード管理。完全で柔軟なパスワード管理機能により、完全なアクセス制御が実現します。
アクセス行為を監視するための監査とレポート。アクセス行為についての対象情報を提供するあらゆる種類のレポートを実行できます。(レポート機能の詳細については、第 8 章レポートを参照)
管理特権の詳細な制御。Identity Manager では、ユーザーまたは管理者ロールで定義された一定範囲の管理作業に対して単一の機能を割り当てることにより、管理者としての制御能力を付与し管理できます。
サーバーキーの暗号化。Identity Manager では、「タスク」領域でサーバー暗号化キーを作成および管理できます。
また、システムアーキテクチャーによってセキュリティー上のリスクを可能な限り軽減するようにしています。たとえば、一度ログアウトすると、以前にアクセスしたページにブラウザの「戻る」機能を使用してアクセスすることはできません。