Identity Manager の用語では、拡張機能を割り当てられたユーザーが Identity Manager の「管理者」です。「セキュリティー」タブを使って、ユーザーに管理者特権を割り当てます。
「セキュリティー」タブを使用した管理者の作成については、「管理者の作成と管理」を参照してください。
「セキュリティー」フォームは、次のセクションで構成されます。
「管理者ロール」。1 つ以上の管理者ロールをユーザーに割り当てます。ロールとは、機能および管理する組織の特定の組み合わせです。 このペアを使用することで、ユーザーに管理作業を組織的に割り当てることが容易になります。
「機能」。Identity Manager システムでの権限を有効にします。各 Identity Manager 管理者には、多くの場合は職務に応じて、1 つ以上の機能が割り当てられます。
機能については、「機能とその管理について」で説明します。タスクベースの機能と定義のリストは、付録 D 機能の定義の付録 D 機能の定義に示されています。この付録では、各機能でアクセス可能なタブおよびサブタブも示します。
管理する組織。ユーザーが管理者として管理する権限を持つ組織を割り当てます。管理者は、割り当てられた組織のオブジェクト、および階層内でその組織の下位にあるすべての組織のオブジェクトを管理できます。
ユーザーに管理者機能を与えるには、少なくとも 1 つの管理者ロールまたは 1 つ以上の機能および 1 つ以上の管理する組織を割り当てる必要があります。Identity Manager 管理者については、「Identity Manager の管理について」を参照してください。
「ユーザーフォーム」。ユーザーの作成および編集時に管理者が使用するユーザーフォームを指定します。「なし」を選択すると、管理者は自身の組織に割り当てられたユーザーフォームを継承します。
「ユーザー表示フォーム」。ユーザーの表示時に管理者が使用するユーザーフォームを指定します。「なし」を選択すると、管理者は自身の組織に割り当てられたユーザー表示フォームを継承します。
「アカウントポリシー」。パスワードおよび認証の制限を設定します。