Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

グローバルリソースポリシー

このセクションでは、グローバルリソースポリシーの編集方法と、リソースのタイムアウト値の設定方法について説明します。

Procedureポリシー属性を編集する

「グローバルリソースポリシー属性の編集」ページから、リソースポリシー属性を編集できます。

  1. 「グローバルリソースポリシー属性の編集」ページを開き、必要に応じて属性を編集します。

    次の属性があります。

    • 「デフォルトの収集タイムアウト」。アダプタがタイムアウトになるまでに、アダプタがコマンド行プロンプトを待機する必要のある最大時間を、ミリ秒単位で指定します。この値は、GenericScriptResourceAdapter または ShellScriptSourceBase アダプタにのみ適用されます。コマンドまたはスクリプトの結果が重要であり、アダプタによって解析されるときにこの設定を使用します。

      この設定のデフォルト値は 30000 (30 秒) です。

    • 「デフォルトの待機タイムアウト」。スクリプト化されたアダプタが、コマンドに文字 (または結果) が用意されているかどうかをチェックするまで、ポーリング間で待機する最大時間を、ミリ秒単位で指定します。この値は、GenericScriptResourceAdapter または ShellScriptSourceBase アダプタにのみ適用されます。コマンドまたはスクリプトの結果をアダプタが調べない場合に、この設定を使用します。

    • 「大文字と小文字を区別しない場合のデフォルトの待機タイムアウト」。アダプタが、タイムアウトするまでにコマンド行プロンプトを待機する必要のある最大時間を、ミリ秒単位で指定します。この値は、GenericScriptResourceAdapter または ShellScriptSourceBase アダプタにのみ適用されます。大文字と小文字を区別しない場合に、この設定を使用します。

    • 「リソースアカウントパスワードポリシー」。該当する場合は、選択されたリソースに適用されるリソースアカウントパスワードポリシーを選択します。「なし」がデフォルトの選択です。

    • 「リソースアカウント除外規則」。該当する場合は、除外されたリソースアカウントを管理する規則を選択します。「なし」がデフォルトの選択です。

  2. ポリシーに対する変更を保存するには、「保存」をクリックする必要があります。

Procedure追加のタイムアウト値を設定する

Waveset.properties ファイルを編集することにより maxWaitMilliseconds プロパティーを変更できます。maxWaitMilliseconds プロパティーは、操作のタイムアウトを監視する頻度を制御します。この値を指定しない場合は、デフォルト値の 50 が使用されます。

  1. 次の行を Waveset.properties ファイルに追加します。

    com.waveset.adapter.ScriptedConnection.ScriptedConnection.maxwaitMilliseconds.
  2. ファイルを保存します。