Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

アカウント承認者の設定

組織、ロール、およびリソースを承認するアカウント承認者の設定は省略可能ですが、推奨されています。アカウントの作成では、承認者を設定するカテゴリごとに、少なくとも 1 つの承認が必要です。1 人の承認者がリクエストの承認を拒否した場合、アカウントは作成されません。

各カテゴリに複数の承認者を割り当てることができます。1 つのカテゴリ内で必要な承認は 1 つのみであるため、複数の承認者を設定して、ワークフローが遅延または停止していないかどうかを確認できます。1 人の承認者が利用不可能な場合は、ほかの承認者を利用してリクエストを処理できます。承認は、アカウント作成にのみ適用されます。デフォルトでは、アカウントの更新と削除に承認は必要ありません。承認を必要とするように、このプロセスをカスタマイズすることもできます。

Identity Manager IDE を使用すると、承認の流れを変更したり、アカウントの削除や更新を取得して、ワークフローをカスタマイズすることができます。

Identity Manager IDE の詳細については、https://identitymanager.dev.java.net を参照してください。作業項目の詳細と、承認ワークフローの変更例については、『Sun Identity Manager Deployment Reference』の第 1 章「Workflow」を参照してください。

Identity Manager 承認者は、承認リクエストを承認または拒否できます。

管理者は、Identity Manager インタフェースの「作業項目」領域で、保留中の承認を表示および管理することができます。保留中の承認を表示するには、「作業項目」ページで「自分の作業項目」をクリックします。承認を管理するには、「承認」タブをクリックします。