Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

セキュリティーのベストプラクティス

Identity Manager 管理者は、設定時とそれ以降に次の推奨事項に従うことで、保護されたアカウントおよびデータに対するセキュリティー上のリスクをさらに軽減できます。

設定時

設定時のセキュリティーリスクを軽減するには、次の推奨事項に従います。

実行時

実行時のセキュリティーリスクを軽減するには、次の推奨事項に従います。

アプリケーションサーバーが Servlet 2.2 準拠の場合、Identity Manager のインストールプロセスでは、HTTP セッションのタイムアウトをデフォルトの 30 分に設定します。この値はプロパティーを編集して変更できますが、セキュリティーを向上させるため、この値を低く設定する必要があります。30 分を超える値を設定しないでください。

Procedureセッションタイムアウト値を変更する

  1. web.xml file を編集します。このファイルは、アプリケーションサーバーのディレクトリツリーの idm/WEB-INF ディレクトリにあります。

  2. 次の行の数値を変更します。


    <session-config>  <session-timeout>30</session-timeout></session-config>