Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

是正者と是正タイムアウトの選択

是正者を指定した場合、この監査ポリシーの違反が検出されると、このポリシーに割り当てられた是正者に通知されます。さらに、デフォルトのワークフローで是正作業項目が是正者に割り当てられます。Identity Manager ユーザーはだれでも、是正者になることができます。

1 人以上のレベル 1 是正者、すなわち、指定されたユーザーを割り当てることができます。レベル 1 是正者は、ポリシー違反が検出されたときに、是正ワークフローによって送信される電子メールで最初に連絡を受けます。レベル 1 是正者が応答する前に、指定したエスカレーションタイムアウト期間が経過すると、Identity Manager は続いて、ここで指定したレベル 2 是正者に連絡します。エスカレーションタイムアウト期間が経過するまでに、レベル 1 是正者とレベル 2 是正者のどちらも応答しなかった場合のみ、Identity Manager はレベル 3 是正者に連絡します。


注 –

選択した最高レベルの是正者に対してエスカレーションタイムアウト値を指定した場合、エスカレーションがタイムアウトすると、リストから作業項目が削除されます。デフォルトでは、エスカレーションタイムアウトは 0 に設定されます。この場合、作業項目は期限切れにならず、是正者のリストに残ります。


是正者の割り当ては省略可能です。このオプションを選択する場合は、「是正者の指定」チェックボックスを有効にして、次の画面に進みます。

是正者の利用可能リストにユーザーを追加するには、ユーザー ID を入力して、「追加」をクリックします。または、「...」ボタンをクリックして、ユーザー名を検索します。「が次の文字列で始まる」フィールドに文字を入力し、「検索」をクリックします。検索リストからユーザーを選択したら、「追加」をクリックして、是正者のリストに追加します。「閉じる」をクリックして、検索領域を閉じます。

是正者のリストからユーザー ID を削除するには、リストでユーザー ID を選択して、「削除」をクリックします。

図 14–6 監査ポリシーウィザード: レベル 1 是正者の選択領域

監査ポリシーウィザードの「レベル 1 是正者の選択」画面を示す図