Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド

ユーザーの移行

サービスプロバイダ機能には、サンプルのユーザー移行タスクと関連スクリプトが含まれています。このタスクにより、既存の Identity Manager ユーザーが サービスプロバイダユーザーディレクトリに移行されます。この節では、サンプル移行タスクの使用方法について説明します。使用状況に応じて、このサンプルを変更することをお勧めします。

Procedure既存の Identity Manager ユーザーを移行する

  1. 管理者インタフェースで、メニューから「サーバータスク」をクリックします。

    「タスクの検索」ページが開きます。

  2. 二次的なメニューから「タスクの実行」をクリックします。

  3. 「SPE の移行」をクリックします。

  4. 一意の「タスク名」を入力します。

  5. 「リソース」をリストから選択します。

    これは、サービスプロバイダディレクトリサーバーを表す Identity Manager のリソースです。Identity Manager ユーザーで見つかったこのリソースへのリンクは移行されません。

  6. 「アイデンティティー属性」を入力します。

    これは、ディレクトリユーザーの短い一意の ID を含む Identity Manager ユーザー属性です。

  7. 「ID 規則」をリストから選択します。

    これは、Identity Manager ユーザーの属性からディレクトリユーザーの名前を生成できるオプションの規則です。ID 規則は単純名 (通常は uid) を生成することができます。 その後、この名前はリソースのアイデンティティーテンプレートで処理され、ディレクトリサーバーの識別名 (DN) を形成します。また、この規則は、アイデンティティーテンプレートを使用しない完全指定 DN を返すこともあります。

  8. 「起動」をクリックして、バックグラウンドでの移行タスクを開始します。