Identity Manager 管理者インタフェースにログオンします (「Identity Manager 管理者インタフェース」)。
メインメニューで、「リソース」、「タイプの設定」の順に選択します。
図 11–10 に示すように、「管理するリソースの設定」ページが表示されます。
「管理しますか?」列で「JMS リスナー」チェックボックスが選択されていることを確認します (図 11–10)。
チェックボックスが選択されていない場合は、チェックボックスを選択して「保存」をクリックします。
二次的なメニューから「リソースのリスト」をクリックします。
「リソースタイプアクション」ドロップダウンメニューを見つけて、「新規リソース」を選択します。
「新規リソース」ページが表示されます。
JMS リスナーアダプタを追加するには、ドロップダウンメニューから「JMS リスナー」を選択し (図 11–11)、「新規」をクリックします。
「リソースパラメータ」ページで次の項目を設定し、「次へ」をクリックします。
「宛先タイプ」。通常、この値は「キュー」に設定されます。(1 人の加入者が存在し、また複数の発行者が存在する可能性があるため、トピックは通常は関係しません。
「初期コンテキスト JNDI のプロパティー」。初期 JNDI コンテキストを構築するためのプロパティーのセットを定義します。
次の名前と値のペアを定義する必要があります。
java.naming.factory.initial。JNDI サービスプロバイダの初期コンテキストファクトリのクラス名 (パッケージを含む) を指定します。
java.naming.provider.url。JNDI サービスを実行するマシンの URL を指定します。
追加プロパティーの定義が必要となる場合があります。プロパティーと値のリストは、JMS サーバーの JMS 設定ページで指定するものと一致することが推奨されます。たとえば、資格およびバインドメソッドを提供するため、次のサンプルプロパティーを指定することが必要な場合があります。
java.naming.security.principal — バインド DN (例: cn=Directory manager)
java.naming.security.authentication — バインドメソッド (例: simple)
java.naming.security.credentials — パスワード
「接続ファクトリのJNDI 名」。JMS サーバーで定義されている、接続ファクトリの名前を入力します。
「宛先の JNDI 名」。JMS サーバーで定義されている、送信先の名前を入力します。
「ユーザー」および「パスワード」。キューから新しいイベントをリクエストする管理者のアカウント名とパスワード。
「Reliable Messaging サポート」。「LOCAL (Local Transactions)」を選択します。それ以外のオプションはパスワード同期には使用しません。
「メッセージマッピング」。java:com.waveset.adapter.jms.PasswordSyncMessageMapper を入力します。このクラスは、JMS サーバーからのメッセージを、ユーザーパスワード同期ワークフローで使用できる形式に変換します。
ウィザードの「アカウント属性」ページ (図 11–12) で、「属性の追加」をクリックし、次の属性をマップします。これらは、PasswordSyncMessageMapper により JMS リスナーアダプタで利用できるようになります。
IDMAccountId — この属性は、JMS メッセージで渡される resourceAccountId と resourceAccountGUID 属性に基づいて、PasswordSyncMessageMapper によって解釈処理されます。
password — JMS メッセージで転送される暗号化されたパスワード。
「次へ」をクリックします。
ウィザードの「アイデンティーテンプレート」ページが表示されます (図 11–13)。前の手順で追加した属性は、リソースウィザードの「属性マッピング」セクションで使用できます (図 11–13)。
「次へ」をクリックして、「アイデンティティーシステムのパラメータ」ページのオプションを必要に応じて設定します。
JMS リスナーリソースアダプタの設定については、『Sun Identity Manager 8.1 Resources Reference 』を参照してください。