このページを使用してサーバーとオブジェクトの暗号化、ゲートウェイキー、バックアップオプション、および実行モードを設定します。
「タスク名」を入力します。
このフィールドのデフォルトは、「サーバー暗号化の管理」です。デフォルト設定を使用しない場合は、別のタスク名を入力できます。
次のオプションの 1 つ以上を選択します。
選択に応じて、以下の処理を行うことができます。
サーバー暗号化の管理. サーバー暗号化を設定するには、このオプションを選択します。
さらに次のオプションが表示されます。
「サーバー暗号化キーの暗号化」。サーバー暗号化キーの暗号化方法を指定する必要があります。暗号化タイプには、トリプル DES、PKCS#5 (DES)、PKCS#5 (AES) が含まれます。
このページには、システム上でインスタンス化が可能な暗号化タイプのみが表示されます。たとえば、PKCS#5 (AES) がサポートされない場合は、トリプル DES と PKCS#5 (DES) のみが表示されます。
PKCS#5 (AES) では、Identity Manager を実行する JVM の「Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files」をダウンロードして設定する必要があります。詳細は、Java ベンダーのマニュアルを参照してください。
また、PKCS#5 (AES) では、Identity Manager を実行する JVM の JCE プロバイダとして、Bouncy Castle JCE provider jar ファイルをインストールして設定する必要があります。この jar ファイルは、Identity Manager のインストールイメージにパッケージ化され、wshome/WEB-INF/lib ディレクトリに配置されます。対応する Java のバージョンで使用するために、2 つの jar ファイル、bcprov-jdk15-137.jar と bcprov-jdk16-137.jar が提供されます。詳細は、Java ベンダーのマニュアルや Bouncy Castle のマニュアルを参照してください。
「新しいサーバー暗号化キーを生成し、現在のサーバー暗号化キーとして設定する」。新しいサーバー暗号化キーの生成を選択します。このオプションを選択した後に暗号化されるデータは、この鍵を使用して暗号化されます。新しいサーバー暗号化鍵を生成しても、すでに暗号化されているデータに適用された鍵には影響しません。
「セキュリティー保護された新規ランダム PBE パスワードの生成」。サーバーが起動するたびにサーバー固有の秘密キーに基づいて新しいパスワードを生成するには、このオプションを選択します。このオプションを選択しなかった場合や、サーバーがパスワードベースの暗号化を使用するように設定されていない場合、Identity Manager はデフォルトキーを使用してサーバーキーを暗号化します。
「オブジェクト暗号化の管理」。再暗号化すべきオブジェクトタイプや使用する暗号化方法を指定するには、このオプションを選択します。
「オブジェクトタイプの暗号化」。表示されている暗号化タイプのいずれかを選択します。暗号化タイプには、トリプル DES (デフォルト)、AES 256 ビットキー、AES、192 ビットキー、AES 128 ビットキーが含まれます。
192 ビットキーまたは 256 ビットキーを使用する AES では、Identity Manager を実行する JVM の「Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files」をダウンロードして設定する必要があります。詳細は、Java ベンダーのマニュアルを参照してください。
このページには、システム上でインスタンス化が可能な暗号化タイプのみが表示されます。たとえば、「Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files」を使用する AES 192 ビットキーまたは 256 ビットキーがサポートされない場合は、トリプル DES および AES 128 ビットキーオプションのみが表示されます。
「現在のサーバー暗号化キーを使用して再暗号化するオブジェクトタイプを選択」。表に一覧表示される 1 つ以上の Identity Manager オブジェクトタイプを選択します。
「ゲートウェイ鍵の管理」。ゲートウェイ暗号化を指定するには、このオプションを選択します。
次のオプションが表示されます。
「ゲートウェイ鍵オプションの選択」。次のオプションのいずれかを選択します。
「新しい鍵を生成し、すべてのゲートウェイを同期させる」。最初からセキュリティー保護されたゲートウェイ環境を有効にする場合は、このオプションを選択します。このオプションは、新しいゲートウェイ鍵を生成し、その鍵をすべてのゲートウェイに送信します。
「現在のゲートウェイ鍵を使用して、すべてのゲートウェイを同期させる」。新しいゲートウェイ、または新しいゲートウェイキーが送信されていないゲートウェイを同期させる場合に選択します。すべてのゲートウェイが現在のゲートウェイ鍵を使用して同期されている状況で 1 つのゲートウェイが停止した場合、または新規ゲートウェイに鍵の更新を強制する場合は、このオプションを選択します。
「ゲートウェイ鍵のタイプ」。表示されているキータイプのいずれかを選択します。キータイプには、トリプル DES、AES 256 ビットキー、AES、192 ビットキー、AES 128 ビットキーが含まれます。
192 ビットキーまたは 256 ビットキーを使用する AES では、Identity Manager を実行する JVM の「Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files」をダウンロードして設定する必要があります。詳細は、Java ベンダーのマニュアルを参照してください。
このページには、システム上でインスタンス化が可能な暗号化タイプのみが表示されます。たとえば、「Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files」を使用する AES 192 ビットキーまたは 256 ビットキーがサポートされない場合は、トリプル DES および AES 128 ビットキーオプションのみが表示されます。
「バックアップ用にサーバー暗号化キーをエクスポート」。既存のサーバー暗号化キーを XML 形式のファイルにエクスポートするには、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、鍵のエクスポート先となるパスとファイル名を指定するための追加フィールドが表示されます。
PKCS#5 暗号化を使用していて、新しいサーバー暗号化キーを生成および設定するように選択した場合は、このオプションを選択します。さらに、エクスポートした鍵を取り外し可能な媒体に保存し、ネットワーク上ではない安全な場所に保管してください。
「実行モード」を選択します。
このタスクは、フォアグラウンドまたはバックグラウンド (デフォルト設定) で実行できます。
新しく生成したキーを使用して 1 つ以上のオブジェクトタイプを再暗号化する場合には、時間がかかることがあるため、バックグラウンドで実行することをお勧めします。
このページでオプションの設定が終了したら、「起動」をクリックします。