管理下での評価を実行するには、評価環境が本稼働環境にできるだけ近付くように、評価環境をリセットする必要があります。
次の要件を満たすように、評価環境をリセットします。
評価環境のプラットフォームが、現在の本稼働環境と一致する。プラットフォームに、アプリケーションサーバー、リポジトリ DBMS、および JDK のバージョンが含まれている。「ステップ 1: プラットフォームのドキュメント化」を参照してください。
評価環境の Identity Manager アプリケーションのイメージが、現在の本稼働環境のアプリケーションベースラインに対応する。
評価環境のデータベーステーブルの定義が、本稼働環境のデータベーステーブルの定義と一致する。
リソースやその他の統合アプリケーションが、本稼働環境のものと一致する。
開発環境から Identity Manager アプリケーションのイメージをプロモートするたびに、累積したアップグレード手順を評価する必要があります。アップグレード手順が正常に実行されると判断した場合は、評価計画を実行します。
機能テストの準備を行うには、管理下で Identity Manager アプリケーションの評価をサポートする評価環境を作成する必要があります。
本稼働環境の一部の項目についてシミュレーションを行う場合もありますが、第一目標は、アプリケーションが予測どおり動作することを確認することです。この目標を達成するには、完全な現実のデータセットではなく、人工データセットのロードが必要な場合があります。
評価計画で評価事例の実行をサポートするデータベーステーブルに、評価データをロードします。データベーステーブルには、本稼働環境のデータに類似するデータが含まれていることが理想的です。