最適なアップグレードパスを決定するには、第 7 章評価用ワークシートに示すワークシートを使用して、現在のプラットフォームのコンポーネントの一覧を作成します。コンポーネントには、次のようなものがあります。
インストールするアップグレードバージョンに対して、正しいバージョンのコンポーネントを使用していることを確認してください。詳細は、『Sun Identity Manager 8.1 リリースノート』の「サポートされているソフトウェアと環境」を参照してください。
Oracle® リポジトリを使用している場合、Identity Manager リポジトリの DDL が使用するデータ型は、古い Oracle JDBC ドライバでは適切に処理されません。ojdbc14.jar に含まれる JDBC ドライバは、ログテーブルの一部の列を正しく読み取ることができません。
Identity Manager を正しく動作させるには、JDK 5 ドライバを ojdbc5.jar にアップグレードする必要があります。
アプリケーションサーバーのバージョンと、追加されているパッチまたはサービスパックをすべて記録します。さらに、次の情報も記録します。
アプリケーションサーバーで必要な Java Development Kit (JDKTM) のバージョン。Identity Manager をアップグレードする場合は、同じベンダーから提供された JDK を使用する必要があります。
データベースサーバーのバージョンと、追加されているパッチまたはサービスパックをすべて記録します。
次の手順を実行して、動作している Identity Manager Gateway のバージョンを確認します。
コマンドウィンドウを開き、Gateway サーバーごとに次のコマンドを実行します。
gateway -v |
結果を記録します。
各 Gateway サーバーのオペレーティングシステムのバージョンを記録します。
Gateway サーバーのバージョンは、常に Identity Manager のバージョンと同じにしてください。
lh コンソールで必要な、現在インストールされている JRETM のバージョンを記録します。また、インストールされている JRE のベンダーの名前も記録します (Sun、IBM、Oracle など)。Identity Manager をアップグレードするときに、同じベンダーが提供する JRE を使用する必要があります。
サポートされているリソースの名前とバージョン、および追加されているパッチまたはサービスパックをすべて記録します。