Sun Identity Manager 8.1 アップグレード

ステップ 1: プラットフォームのドキュメント化

最適なアップグレードパスを決定するには、第 7 章評価用ワークシートに示すワークシートを使用して、現在のプラットフォームのコンポーネントの一覧を作成します。コンポーネントには、次のようなものがあります。


注 –

インストールするアップグレードバージョンに対して、正しいバージョンのコンポーネントを使用していることを確認してください。詳細は、『Sun Identity Manager 8.1 リリースノート』「サポートされているソフトウェアと環境」を参照してください。



注意 – 注意 –

Oracle® リポジトリを使用している場合、Identity Manager リポジトリの DDL が使用するデータ型は、古い Oracle JDBC ドライバでは適切に処理されません。ojdbc14.jar に含まれる JDBC ドライバは、ログテーブルの一部の列を正しく読み取ることができません。

Identity Manager を正しく動作させるには、JDK 5 ドライバを ojdbc5.jar にアップグレードする必要があります。


アプリケーションサーバー

アプリケーションサーバーのバージョンと、追加されているパッチまたはサービスパックをすべて記録します。さらに、次の情報も記録します。

データベースサーバー

データベースサーバーのバージョンと、追加されているパッチまたはサービスパックをすべて記録します。

Identity Manager Gateway

次の手順を実行して、動作している Identity Manager Gateway のバージョンを確認します。

  1. コマンドウィンドウを開き、Gateway サーバーごとに次のコマンドを実行します。


    gateway -v
    
  2. 結果を記録します。

  3. 各 Gateway サーバーのオペレーティングシステムのバージョンを記録します。


    注 –

    Gateway サーバーのバージョンは、常に Identity Manager のバージョンと同じにしてください。


Java Runtime Environment

lh コンソールで必要な、現在インストールされている JRETM のバージョンを記録します。また、インストールされている JRE のベンダーの名前も記録します (Sun、IBM、Oracle など)。Identity Manager をアップグレードするときに、同じベンダーが提供する JRE を使用する必要があります。

サポートされているリソース

サポートされているリソースの名前とバージョン、および追加されているパッチまたはサービスパックをすべて記録します。

Web サーバー

Web サーバーのバージョンと、追加されているパッチまたはサービスパックをすべて記録します。