スナップショットを作成するには
次に、Identity Manager のスナップショット機能を使用して、配備内のカスタマイズ済みリポジトリオブジェクトのベースラインを作成する方法、および 2 つのスナップショットを比較して、アップグレードの前後に特定のシステムオブジェクトに対して実行された変更内容を特定する方法を説明します。
注 – スナップショット機能は、進行中の XML の詳細な違いを対象とするものではありません。これは「最初の実行」での比較を行うための最小のツールにすぎません。
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Identity Manager の「デバッグ」ページにある「スナップショット」ボタンをクリックして、「SnapShot Management」ページを表示します。

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「作成」フィールドにスナップショットの名前を入力して、「作成」ボタンをクリックします。
Identity Manager がスナップショットを追加すると、そのスナップショットの名前が、「比較」メニューリスト、および「エクスポート」ラベルの右側に表示されます。
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2 つのスナップショットを比較するには、次の操作を行います。
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2つの「比較」メニューから、それぞれスナップショットを選択します。

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「比較」ボタンをクリックします。
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変更されたオブジェクトがない場合は、差が検出されなかったことを示すメッセージが表示されます。
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オブジェクトの変更が検出された場合は、メッセージにオブジェクトのタイプと名前が表示され、オブジェクトが異なる、実在しない、実在するのいずれであるかが示されます。
たとえば、baseline_1 にはオブジェクトが存在するが、baseline_2 には存在しない場合、「baseline_1」列には「Present」、「baseline_2」列には「Absent」が示されます。
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スナップショットをXML 形式でエクスポートする場合は、スナップショットの名前のリンクをクリックします。
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スナップショットを削除する場合は、「削除」メニューからスナップショットを選択して「削除」をクリックします。