サポートする UNIX プラットフォームで Identity Manager を手動でアップグレードするには、次のステップを実行します。
アプリケーションサーバーと Gateway を停止します。.
Identity Manager のデータベースを更新します。
export ISPATH=Path-to-Install-Software export WSHOME=Path-to-Identity-Manager-Installation-or-Staging Directory export TEMP=Path-to-Temporary-Directory |
mkdir $TEMP cd $TEMP jar -xvf $ISPATH/idm.war \ WEB-INF/lib/idm.jar WEB-INF/lib/idmcommon.jar CLASSPATH=$TEMP/WEB-INF/lib/idm.jar:\ $TEMP/WEB-INF/lib/idmcommon.jar: java -classpath $CLASSPATH -Dwaveset.home=$WSHOME \ com.waveset.install.UpgradePreProcess |
ソフトウェアをインストールします。
cd $WSHOME jar -xvf $ISPATH/idm.war |
java -classpath $CLASSPATH -Dwaveset.home=$WSHOME com.waveset.install.UpgradePostProcess |
アップグレードの後処理ステップは、個別の Java 仮想マシンで実行されます。このステップのデフォルトのヒープサイズは 1024 Mバイトです。 このステップでメモリ不足の例外が発生する場合は、ヒープサイズの最大値を高く設定してください。カスタム値を設定するには、—Xmx <heap size> の書式を使用して、JAVA_OPTS 環境変数を設定します。「heap size」は、2048m のような値です。たとえば、-Xmx2048m のように指定します。
インストーラは、デフォルトの Configurator アカウントの名前が変更されていたり、アカウントが削除されていたり、無効になっていたりするインストール環境に対してもアップグレードインストールをサポートしています。
アップグレードの後処理で、 update.xml をインポートするために、インストーラはユーザー名とパスワードの入力を要求します。ユーザー名またはパスワードが正しく入力されない場合、正しいユーザー名またはパスワードを入力するように要求されます (最大 3 回)。このエラーは、インストーラのテキストボックスに表示されます。
手動インストールの場合、 -U username -P password のフラグを指定して、認証情報を UpgradePostProcess 手続きに渡す必要があります。
ディレクトリを $WSHOME/bin/solaris または $WSHOME/bin/linux に変更し、そのディレクトリ内のファイルを実行できるように、それらのファイルのアクセス権を設定します。
ステージングディレクトリにインストールした場合は、アプリケーションサーバーへの配備用 .war ファイルを作成します。
アプリケーションサーバーの作業ディレクトリから Identity Manager のファイルを削除します。