サポートする Windows プラットフォームで Identity Manager を手動でアップグレードするには、次の手順を実行します。
アプリケーションサーバーと Gateway を停止します。.
Identity Manager のデータベースを更新します。
次のコマンドを入力して、環境を設定します。
set ISPATH=Path-to-install-software set WSHOME=Path-to-Identity-Manager-Installation OR Staging-Directory set TEMP=Path-to-Temporary-Directory |
Identity Manager のインストールディレクトリへのパスにスペースがある場合は、次の例に示すように、WSHOME 環境変数を二重引用符 (") で囲まずに指定する必要があります。
パスにスペースがない場合でも、パスを指定するときには、末尾にバックスラッシュ (\) を使用しないでください。
set WSHOME=c:\Program Files\Apache Group\Tomcat 6.0\idm |
または
set WSHOME=c:\Progra~1\Apache~1\Tomcat~1\idm |
次のパスの指定は正しくありません。
set WSHOME="c:\Program Files\Apache Group\Tomcat 6.0\idm" |
mkdir %TEMP% cd /d %TEMP% jar -xvf %ISPATH%\IDM.WAR\ WEB-INF\lib\idm.jar WEB-INF\lib\idmcommon.jar set TMPLIBPTH=%TEMP%\WEB-INF\lib set CLASSPATH=%TMPLIBPTH%\idm.jar;\ %TMPLIBPTH%\idmcommon.jar; java -classpath %CLASSPATH% -Dwaveset.home=%WSHOME%\ com.waveset.install.UpgradePreProcess |
ソフトウェアをインストールします。
cd %WSHOME% jar -xvf %ISPATH%\IDM.WAR |
java -classpath %CLASSPATH% -Dwaveset.home=%WSHOME% com.waveset.install.UpgradePostProcess |
アップグレードの後処理ステップは、個別の Java 仮想マシンで実行されます。このステップのデフォルトのヒープサイズは 1024 Mバイトです。 このステップでメモリ不足の例外が発生する場合は、ヒープサイズの最大値を高く設定してください。カスタム値を設定するには、—Xmx <heap size> の書式を使用して、JAVA_OPTS 環境変数を設定します。「heap size」は、2048m のような値です。たとえば、-Xmx2048m のように指定します。
インストーラは、デフォルトの Configurator アカウントの名前が変更されていたり、アカウントが削除されていたり、無効になっていたりするインストール環境に対してもアップグレードインストールをサポートしています。
アップグレードの後処理で、 update.xml をインポートするために、インストーラはユーザー名とパスワードの入力を要求します。ユーザー名またはパスワードが正しく入力されない場合、正しいユーザー名またはパスワードを入力するように要求されます (最大 3 回)。このエラーは、インストーラのテキストボックスに表示されます。
手動インストールの場合、 -U username -P password のフラグを指定して、認証情報を UpgradePostProcess 手続きに渡す必要があります。
ステージングディレクトリにインストールした場合は、アプリケーションサーバーへの配備用 .war ファイルを作成します。
アプリケーションサーバーの作業ディレクトリから Identity Manager のファイルを削除します。