Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

リソースを設定する際の注意事項

アダプタによって読み取られるフラットファイルは、プラットフォームに応じて、ローカルハードドライブ、ネットワーク共有、またはマウント済みドライブのいずれかにあるアプリケーションサーバー (クラスタが実行されている場合は、すべてのアプリケーションサーバー) で利用できるようにしてください。同期ロギングが設定されている場合は、ログディレクトリも、アプリケーションサーバーから見えるようにし、アプリケーションサーバーの処理を実行するアカウントによって書き込めるようにしてください。

もっとも信頼できる設定 (推奨される方法) は、アプリケーションサーバーに対してローカルなドライブにフラットファイルを格納することです。ログファイルも、ローカルディレクトリに書き込まれるようにしてください。異なるサーバー上で複数の Identity Manager インスタンスを使用している場合は、1 つのサーバーをフラットファイル Active Sync アダプタの実行用に選択し、管理インタフェースの「同期ポリシーの編集」ページでそのサーバーを指定します。これにより、アダプタ上のポーリング操作が sources.hosts プロパティーで指定したサーバー (複数可) 上で常に実行されることが保証されます。