デフォルトのコンポーネントインタフェース設定オブジェクトは、次のインタフェースを定義します。
DELETE_USER_PROFILE.。ユーザーアカウントを削除します。
ROLE_MAINT。PeopleSoft のロールのサポートを追加します。
USER_PROFILE コンポーネントインタフェース
デフォルトの USER_PROFLE コンポーネントインタフェース定義は、create、read、および update アクションの実行に使用されます。USER_PROFILE コンポーネントインタフェースが GETKEYS キーと FINDKEYS キーに対して UserID フィールドを割り当てるため、key 属性と findKey 属性は UserID に設定されます。
USER_PROFILE コンポーネントインタフェースのデフォルトの定義によって、使用可能なすべてのプロパティーが定義されているわけではありません。サンプルユーザーフォーム中で使用されているものを含むように簡素化されています。「アカウント属性」ページにほかのリソースユーザー属性を追加する必要がある場合は、まずコンポーネントインタフェース定義を更新する必要があります。コンポーネントインタフェース定義のリストに記載されていないリソースユーザー属性は、そのページに追加できません。
USER_PROFILE に定義されているほとんどのプロパティーは、単純なオブジェクトです。ただし、IDTypes オブジェクトと Roles オブジェクトはコレクションであり、複数の値を持つ可能性があります。IDTypes には、固有の属性のコレクションが含まれています。これらのオブジェクトには、isCollection 属性、コレクションのキー名、および少なくとも 1 つのプロパティーを含めてください。
DELETE_USER_PROFILE コンポーネントインタフェース
DELETE_USER_PROFILE コンポーネントインタフェース定義は、ユーザープロファイル定義を削除するために使用されます。OPRID キーは、削除するユーザープロファイルを決定します。このコンポーネントインタフェースにはプロパティーがないため、定義には何も表示されません。
ROLE_MAINT コンポーネントインタフェース定義は、ロールリソースオブジェクトを一覧表示するように Identity Manager を設定する方法を示したサンプル実装の一部です。次に示す一般的なガイドラインに従って、ROLE_MAINT の例を実際の要件に合わせて変更することにより、ほかのリソースオブジェクトを一覧表示できます。
PeopleSoft コンポーネントインタフェースアダプタは、リソースオブジェクトの一覧表示のみをサポートします。ほかのオブジェクト機能 (更新、作成、削除など) はサポートしません。
ROLE_MAINT コンポーネントインタフェース定義には、次の重要な特性があります。
ROLENAME が FINDKEYS と GETKEYS の主キーであるため、findKey 属性と getKey 属性は ROLENAME に割り当てられます。
DESCR と ROLESTATUS も FINDKEYS のキーですが、これらは主キーではないため、findKey の値としては表示されません。代わりに、これらは properties セクションに表示されます。
supportedObjectTypes 属性は、Role オブジェクトを定義します。Role オブジェクトは検索機能と取得機能をサポートします。