現在のプロビジョニングアクションに対応する ResourceAction から Javascript を読み込む。
必要な Java 入力オブジェクトを Javascript で利用できるように準備する。
Javascript を起動する。
Javascript から返された結果 (または例外やエラー) を処理する。
$WSHOME/sample/ScriptedHost/ScreenSampleActions.xml ファイルには、理論上のスクリーンベースのホストアプリケーションにユーザーをプロビジョニングするのに使用できる、リソースアクション定義のサンプルセットが格納されています。それらの定義を、アプリケーションに合わせてカスタマイズする必要があります。
スクリプトホストアダプタは、次のプロビジョニングアクションに関するエンドユーザーのスクリプティングをサポートします。
説明 |
必須であるか |
|
---|---|---|
create |
新しいユーザーを作成します。 |
省略可能。 ただし、指定されていない場合は、ユーザーを作成できません。 |
delete |
既存のユーザーを削除します。 |
省略可能。 ただし、指定されていない場合は、ユーザーを削除できません。 |
disable |
既存のユーザーを無効にします。 |
省略可能。 ただし、指定されていない場合は、ユーザーを無効にできません。 |
enable |
既存のユーザーを有効にします。 |
省略可能。 ただし、指定されていない場合は、ユーザーを有効にできません。 |
getAccountIterator |
既存ユーザーの繰り返しの実行に使用されるオブジェクトを返します。 |
省略可能。 ただし、getAccountIterator も listAll も指定されていない場合は、アカウントの反復処理を実行できません。 |
getUser |
既存ユーザーの属性を取得します。 |
はい。 |
login |
アプリケーションにログインします。 |
はい。 |
logoff |
アプリケーションからログオフします。 |
はい。 |
listAll |
既存ユーザー ID のリストを返します。 |
省略可能。 ただし、getAccountIterator も listAll も指定されていない場合は、アカウントの反復処理を実行できません。 |
update |
既存ユーザーの属性を更新します。 |
省略可能。 ただし、指定されていない場合は、ユーザーを更新できません。 |
どのアクションスクリプトも、java.util.Map クラスで定義されているように、actionContext マップを受け取ります。マップに格納できる内容は、アクションごとに異なります。次のそれぞれの節では、各アクションについ説明し、そのアクションに関する次の情報を示します。
コンテキスト。スクリプトの実行前にアダプタが Javascript 実行コンテキストに追加する actionContext マップで使用できる、一連のエントリについて説明します。
エラー処理。異常やエラーの状況を、スクリプトがどのように処理するかを説明します。
前の表に示されたアクションの詳細については、次の各項を参照してください。