Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

int トークン

int トークンは、整数型のアカウント属性をキャプチャーします。属性名と整数値がアカウント属性マップに追加されます。解析位置は、その整数のあとの最初の文字に進められます。

属性

属性

説明

name

属性値マップで使用する属性の名前。この名前は、通常はリソースアダプタのスキーママップ上のリソースユーザー属性と同じですが、これは必要条件ではありません。 

len

求める整数の正確な長さを示します。長さには次の値を指定できます。 

  • 1 またはそれ以上を指定すると、指定された数の文字をキャプチャーして、そのテキストが整数値であるかどうか、または noval 属性で指定された文字と一致するかどうかを調べます。

  • -1 を指定すると、次の文字が noval 属性と等しくないかぎり、現在の解析位置から始まるもっとも長い文字列を使用して解析します。これはデフォルト値です。

noval

省略可能です。属性が整数値を持っていないことを示す画面上のラベル。基本的には、これは null 値のインジケータです。解析位置は、noval 文字列のあとの最初の文字に進められます。

データ

なし

Procedureint トークンの例

  1. 次のトークンは、6 桁の整数を検索し、その桁数の整数値を SALARY 属性の属性値マップに追加します。


    <int name=’SALARY’ len=’6’/>

    010250 が見つかった場合、AttrParse は SALARY=10250 を値マップに追加します。

  2. 次のトークンは、任意の桁数を検索し、その整数値を AGE 属性の属性マップに追加します。


    <int name=’AGE’ len=’-1’ noval=’NOT GIVEN’/>

    たとえば、値 34 が見つかった場合、AGE=34 が属性マップに追加されます。NOT GIVEN という文字列の場合、値は AGE属性の属性マップに追加されません。