最終的には、リソースアダプタはコネクタに置き換えられます。ただし、このリリースでは、Identity Manager はこれまでのすべてのリソースアダプタをサポートします。厳密に移行を行う必要はありませんが、同等のコネクタを利用できる場合は移行することをお勧めします。
既存のリソースアダプタを置き換えることができる、新しいコネクタタイプを使用できる場合は、コネクタに切り替えられるように移行パスが用意されています。
一般的に、カスタマイズしたフォームやワークフローの数が多く複雑であるほど、変換プロセスは複雑になります。アダプタベースのリソースをコネクタベースのリソースに移行する準備を行うには、次の作業を実行します。
移行対象リソースに関連する既存のフォームおよびワークフローをすべて評価して、searchFilter が文字列に設定されているインスタンスを探します。
これらを connectorFilter で置換します。connectorFilter エントリの値は、<invoke> により FilterBuilder クラスを使用して、フィルタのインスタンスとなります。
本稼働環境では、この移行を実行しないでください。移行では既存のリソースがインプレースアップグレードされ、既存のリソースは、これまでのリソースアダプタの代わりにコネクタを使用するように変更されます。リソースに対する以前のユーザーアカウントの割り当ては、すべて移行後も維持されます。移行では下位互換性が維持されるように十分に注意していますが、本稼働環境に進む前に、変換したリソースをテストすることを推奨します。