Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

アカウント属性

SmartRoles アダプタでは、次のアイデンティティーシステムユーザー属性を使用できます。

ユーザー属性  

データ型  

説明  

sr_allRoles

String 

許可されて派生したロールのリスト (読み取り専用) 

sr_departments

String 

ユーザーがメンバーになっている部署のリスト (読み取り専用) 

sr_derivedRoles

String 

規則またはポリシーに基づいて割り当てられたロール (読み取り専用) 

sr_financialGroups

String 

ユーザーがメンバーになっている FinancialGroup のリスト (読み取り専用) 

sr_financialTeams

String 

ユーザーがメンバーになっている FinancialTeam のリスト (読み取り専用) 

sr_grantedRoles

String 

Person に直接許可されたロール (読み取り専用) 

sr_grantedRolesSphere

complex 

許可されたロールと各ロールの制御範囲を規定する complex 属性。制御範囲によって、アカウントのロールの対象となる組織を指定します。 

GenericAttribute 内の GenericObject のスキーマは次のとおりです。

  • roles[*] - アカウントに許可されたロールのリスト。

  • roles[index].roleName - 許可されたロールの名前。

  • roles[index].organizations - アカウントがロールを持つ組織のリスト。

    注: このリストで組織を指定すると、子の組織もすべて指定されます。このリスト内で明示的に子の組織も指定すると、エラーが発生します。

sr_groups

String 

ユーザーがメンバーになっているグループのリスト (読み取り専用) 

sr_organizations

complex 

直接または従業員を経由して組織のメンバーシップを規定する complex 属性。組織のメンバーシップは、部署、グループ、チームを含むすべての組織タイプに適用されます。(読み取り/書き込み) 

GenericAttribute 内の GenericObject のスキーマは次のとおりです。

  • organizations[*] - アカウントがメンバーになっている組織のリスト。

  • organizations[index ].orgName - 組織名 (必須)。

  • organizations[index ].duties - 組織内のアカウントの責任を記述した文字列 (省略可能)。

  • organizations[index ].memberRoles - アカウントと組織との関係を説明するメンバーシップロールのリスト。有効な値は、HEADPRIMARYSECONDARYLIAISONCONTRIBUTORTEAM ADMINISTRATOR、および TEAM MEMBER です (省略可能ですが指定してください)。

    organizations[index].viaWorker - 組織のメンバーシップを、そのアカウントに関連付けられた従業員 (Person) に割り当てられたアカウントに直接割り当てるかどうかを示すブール値。

sr_positions

complex 

position を使用して役職名や組織のメンバーシップを規定する complex 属性。組織のメンバーシップは、部署、グループ、チームを含むすべての組織タイプに適用されます。(読み取り/書き込み) 

GenericAttribute 内の GenericObject のスキーマは次のとおりです。

  • positions[*] - アカウントが割り当てられている役職名のリスト。

  • positions[index].title - 役職名 (必須)。

  • positions[index].jobCode - 役職名に関連付けられたジョブコード (省略可能)。

  • positions[index].duties - 役職の責任を記述した文字列 (省略可能)。

  • positions[index].organizations[*] - その役職名がメンバーになっている組織のリスト。各組織の属性は、sr_organizations 属性に記述されます。ただし、viaWorker 属性のみは例外で、このコンテキストでは無効です。

sr_teams

String 

ユーザーがメンバーになっているチームのリスト (読み取り専用) 

属性の名前空間を使用して、関連するオブジェクトや配下のオブジェクトの属性を総称的に指定します。次のように「ドットの付いた」構文を使用します。

namespace.attribute_name