Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

IDoc の生成

ProcedureIDoc を生成する

  1. トランザクションコード PFAL を入力します。

  2. オブジェクトタイプに、person オブジェクトの P を挿入します。

  3. オブジェクト ID として従業員の ID を入力するか、従業員の範囲を選択します。

  4. 「実行」をクリックします。

  5. ステータスが「ポートへのデータ受け渡し OK」に設定されていることを確認します。

  6. IDoc が作成されました。Active Sync アダプタのログファイルを調べ、更新が受信されたことを確認します。

iDoc のオブジェクトタイプ

「objecttypes to read from SAP HR」リソース属性によって、SAP HR の異なる iDoc タイプを処理できます。Identity Manager は、iDoc の OTYPE を確認してオブジェクトタイプを判定します。この複数値属性は、P、CP、S、C、および O の任意の組み合わせをサポートします。

使用可能なオブジェクトタイプが、すべてリソースオブジェクトであるとは限りません。オブジェクトタイプには次のマッピングが適用されます。

オブジェクトタイプが設定されてない場合、Identity Manager は、ユーザーに関連する iDoc のタイプ P と CP を処理します。これらのオブジェクトタイプは、基本的なユーザー情報を提供します。

ユーザーに関連する iDoc は、iDoc データを処理するだけでなく、BAPI 呼び出しをトリガーします (リソースでトリガーしないように設定されている場合を除く)。オブジェクト O または C を処理する場合は、リソースでプロセス規則を設定する必要があります。プロセス規則によって、2 つのオブジェクトタイプの処理を許可する必要があります。ユーザーに関連するオブジェクト (iDoc タイプ P、CP、および S) には、これまでと同様、SAP HR PERNR に accountId がマップされます。O および C タイプにはユーザーとの関連がなく、accountId がマップされません。オブジェクトタイプの識別に使用できるその他の属性には、マップされた iDoc の OTYPE があります。

iDoc の属性はいずれも、リソース設定でマップされ、Identity Manager サーバーに返される必要があります。すべてのオブジェクトタイプは以降の処理をサポートします。