Identity Manager で提供される SAP HR Active Sync アダプタは、次のバージョンの SAP HR をサポートします。
SAP HR 4.5、4.6、4.7 (読み取り専用アクセス)
次の表に、SAP HR Active Sync アダプタの属性の概要を示します。
GUI 名 |
Class Name |
---|---|
SAP HR Active Sync |
Identity Manager 6.0 から、SAP HR Active Sync アカウント属性の形式が新しくなりました。スキーママップ内のリソースユーザー属性は、_ (下線) ではなく : (コロン) で区切られるようになりました。これにより、SAP HR の属性を、情報タイプ内の単純な属性ではなく、任意の深さの属性へのパスにすることができます。前述の製品のいずれかを前のバージョンから更新すると、デフォルトでは更新スクリプトの一部としてデフォルトの属性名が変更されます。属性の変換に問題があった場合は、ResourceUpdater がメッセージを出力します。ただし、変換が成功したことを確実にするため、アカウント属性を見直すようにしてください。
ここでは、SAP リソースアダプタと SAP HR Active Sync アダプタに特有の設定の注意点を示します。
SAP Application Link Enabling (ALE) テクノロジにより、SAP と Identity Manager などの外部システム間の通信が有効になります。SAP HR Active Sync アダプタは、アウトバウンド ALE インタフェースを使用します。アウトバウンド ALE インタフェースでは、ベース論理システムがアウトバウンドメッセージの送信側およびインバウンドメッセージの受信側になります。SAP ユーザーは通常、従業員の雇用、役職データの更新、従業員の解雇などのデータベースの変更時に、ベース論理システム/クライアントにログインします。 論理システム/クライアントは、受信側クライアントにも定義されている必要があります。この論理システムは、アウトバウンドメッセージの受信側として動作します。Active Sync アダプタは、2 つのシステム間のメッセージタイプとして HRMD_A メッセージタイプを使用します。メッセージタイプにより、システム間で送信されるデータの特性が設定され、IDoc タイプとも呼ばれるデータの構造 (たとえば、HRMD_A05) への関連付けが行われます。
HRMD_A IDoc を Application Link Enabling (ALE) で処理できるように SAP システムパラメータを設定してください。これにより、2 つのアプリケーションシステム間でデータ配布が可能になります。 これは「メッセージング」とも呼ばれます。
現在の SAP 環境によっては、論理システムの作成が不要な場合があります。以前に設定されたモデルビューに HRMD_A メッセージタイプを追加して、既存の分散モデルを変更するだけでよい場合もあります。ただし、論理システムと ALE ネットワークの設定については、SAP の推奨事項に従うことが重要です。次の手順では、新しい論理システムと新しいモデルビューを作成することを想定しています。
トランザクションコード SPRO を入力し、SAP 完全版 IMG (または組織に適用できるプロジェクト) を表示します。
使用している SAP のバージョンに応じて、次のいずれかを実行します。
SAP HR 4.6 では、「ベースコンポーネント」、「Application Link Enabling (ALE)」、「システムの送信と受信」、「論理システム」、「定義: 論理システム」の順にクリックします。
SAP HR 4.7 では、「SAP Web アプリケーションサーバー」、「Application Link Enabling (ALE)」、「システムの送信と受信」、「論理システム」、「定義: 論理システム」の順にクリックします。
SAP HR 5.0 では、「SAP Netweaver」、「SAP Web アプリケーションサーバー」、「IDOC インタフェース/Application Link Enabling (ALE)」、「基本設定」、「論理システム」、「定義: 論理システム」の順にクリックします。
SAP HR 6.0 では、「SAP Netweaver」、「Web アプリケーションサーバー」、「IDOC インタフェース/Application Link Enabling (ALE)」、「基本設定」>「論理システム」、「定義: 論理システム」の順にクリックします。
「編集」、「新規エントリ」の順にクリックします。
作成する論理システム (IDMGR) の名前と説明を入力します。
エントリを保存します。
トランザクションコード SPRO を入力し、SAP 完全版 IMG (または組織に適用できるプロジェクト) を表示します。
使用している SAP のバージョンに応じて、次のいずれかを実行します。
SAP 4.6 では、「ベースコンポーネント」、「Application Link Enabling (ALE)」、「システムの送信と受信」、「論理システム」、「割当: 論理システム->クライアント」の順にクリックします。
SAP 4.7 では、「アプリケーションサーバー」、「Application Link Enabling (ALE)」、「システムの送信と受信」、「論理システム」、「割当: 論理システム->クライアント」の順にクリックします。
SAP 5.0 では、「SAP Netweaver」、「アプリケーションサーバー」、「IDOC インタフェース/Application Link Enabling (ALE)」、「基本設定」、「論理システム」、「割当: 論理システム->クライアント」の順にクリックします。
SAP HR 6.0 では、「SAP Netweaver」、「Web アプリケーションサーバー」、「IDOC インタフェース/Application Link Enabling (ALE)」、「基本設定」>「論理システム」、「定義: 論理システム」の順にクリックします。
クライアントを選択します。
「ジャンプ」>「詳細」をクリックして、「クライアント変更: 詳細」ダイアログボックスを表示します。
「論理システム」フィールドに、このクライアントに割り当てる論理システムを入力します。
「クライアント依存オブジェクトの変更と移送」セクションの「変更の自動記録」をクリックします。
エントリを保存します。
送信側のシステム/クライアントにログインしていることを確認します。
トランザクションコード BD64 を入力します。変更モードになっていることを確認します。
「編集」>「モデルビュー」>「登録」をクリックします。
作成するビューの技術的な短い名前、および開始日と終了日を入力し、「続行」をクリックします。
作成したビューを選択し、「メッセージタイプの追加」をクリックします。
送信側/論理システム名を定義します。
受信側/サーバー名を定義します。
「保護クライアントコピアーと比較ツール」セクションの「保護レベル: 制限なし」をクリックします。
使用するメッセージタイプ (HRMD_A) を定義し、「続行」をクリックします。
「保存」をクリックします。
初期化中に、Active Sync アダプタは SAP ゲートウェイに登録されます。ID として「IDMRFC」を使用します。この値は、SAP アプリケーションで設定された値と一致している必要があります。RFC サーバーモジュールでハンドルを作成できるように SAP アプリケーションを設定してください。
SAP アプリケーションで、トランザクション SM59 に移動します。
TCP/IP 接続ディレクトリを展開します。
「登録 (F8)」をクリックします。
「RFC 宛先」フィールドに RFC 宛先システムの名前 (IDMRFC) を入力します。
接続タイプを T (外部プログラムを TCP/IP 接続を通して起動) に設定します。
新しい RFC 宛先の説明を入力し、「保存」をクリックします。
「起動型」区画の「登録サーバープログラム」ラジオボタンをクリックします。
「アプリケーションサーバーで起動」区画の「プログラム ID」を設定します。RFC 宛先 (IDMRFC) と同じ値を使用するようにしてください。 次に、「保存」をクリックします。
SAP システムが Unicode システムの場合は、ポートを Unicode 用に設定してください。「特殊オプション」タブ (一部のシステムでは「MDMP & Unicode」タブ) をクリックして、「対象システムとの通信タイプ」セクションを探します。Unicode と非 Unicode の設定があります。
上の方にある「接続テスト」ボタンと「ユニコードテスト」ボタンを使用して、Identity Manager リソースへの接続をテストします。テストにパスするには、アダプタを起動しておきます。
ポートは、IDoc の送信先となる通信チャネルです。ポートには、送信側システムと受信側システム間の技術的なリンクが記述されます。このソリューションには RFC ポートを設定するようにしてください。
パートナープロファイルは、システムによって自動的に生成されます。 また、ユーザーは手動でプロファイルを維持できます。
既存の分散モデルとパートナープロファイルを使用する場合は、パートナープロファイルを自動的に生成する必要はありません。代わりに、パートナープロファイルを変更して HRMD_A メッセージタイプを含めることができます。
トランザクションコード BD82 を入力します。
モデルビューを選択します。これは、以前に作成されたモデルビューであるはずです。
「すぐに IDoc をファイルへ転送」ラジオボタンと「即時開始」ラジオボタンが選択されていることを確認します。
「実行」をクリックします。
パートナープロファイルを生成したときに、ポート定義が間違って入力されている可能性があります。システムが正しく動作するには、ポート定義を修正する必要があります。
トランザクションコード WE20 を入力します。
「パートナータイプ LS」を選択します。
受信側のパートナープロファイルを選択します。
「送信パラメータ」を選択し、「表示」をクリックします。一部のシステムでは、「送信パラメータ」ボックスの下にある「+」アイコンをクリックします。
メッセージタイプ HRMD_A を選択します。
「送信オプション」をクリックし、受信側ポートを、作成した RFC ポート名 (IDMGR) に変更します。
IDoc を作成後すぐに送信するため、「出力モード」の「IDoc の即時転送」を選択します。
「IDoc タイプ」セクションから「基本タイプ」を選択します。
「続行/保存」をクリックします。
トランザクションコード PFAL を入力します。
オブジェクトタイプに、person オブジェクトの P を挿入します。
オブジェクト ID として従業員の ID を入力するか、従業員の範囲を選択します。
「実行」をクリックします。
ステータスが「ポートへのデータ受け渡し OK」に設定されていることを確認します。
IDoc が作成されました。Active Sync アダプタのログファイルを調べ、更新が受信されたことを確認します。
「objecttypes to read from SAP HR」リソース属性によって、SAP HR の異なる iDoc タイプを処理できます。Identity Manager は、iDoc の OTYPE を確認してオブジェクトタイプを判定します。この複数値属性は、P、CP、S、C、および O の任意の組み合わせをサポートします。
使用可能なオブジェクトタイプが、すべてリソースオブジェクトであるとは限りません。オブジェクトタイプには次のマッピングが適用されます。
P、CP – ユーザーの iDocs
S – 組織ロールの iDoc (ユーザーに関連付けられます)
O – 組織の iDoc
C – 職務の iDoc
オブジェクトタイプが設定されてない場合、Identity Manager は、ユーザーに関連する iDoc のタイプ P と CP を処理します。これらのオブジェクトタイプは、基本的なユーザー情報を提供します。
ユーザーに関連する iDoc は、iDoc データを処理するだけでなく、BAPI 呼び出しをトリガーします (リソースでトリガーしないように設定されている場合を除く)。オブジェクト O または C を処理する場合は、リソースでプロセス規則を設定する必要があります。プロセス規則によって、2 つのオブジェクトタイプの処理を許可する必要があります。ユーザーに関連するオブジェクト (iDoc タイプ P、CP、および S) には、これまでと同様、SAP HR PERNR に accountId がマップされます。O および C タイプにはユーザーとの関連がなく、accountId がマップされません。オブジェクトタイプの識別に使用できるその他の属性には、マップされた iDoc の OTYPE があります。
iDoc の属性はいずれも、リソース設定でマップされ、Identity Manager サーバーに返される必要があります。すべてのオブジェクトタイプは以降の処理をサポートします。
変更ポインタをグローバルに有効化するには、次の手順に従います。
トランザクションコード BD61 を入力します。
変更ポインタを有効にします。
あるメッセージタイプに関して変更ポインタを有効にするには、次の手順に従います。
トランザクションコード BD50 を入力します。
HRMD_A メッセージタイプまでスクロールします。
「HRMD_A」チェックボックスを選択し、「保存」をクリックします。
トランザクションコード SE38 を入力してバリアントの定義を開始します。
RBDMIDOC プログラムを選択し、「作成」アイコンをクリックします。
バリアントに名前を付け、説明を入力します。 バリアント名は、ジョブをスケジュールするときに使用できるように記録しておきます。
HRMD_A メッセージタイプを選択し、「保存」をクリックします。バリアントの属性を選択するように求められます。バックグラウンド処理属性を選択します。
「保存」をクリックします。
トランザクションコード SM36 を入力します。
ジョブに名前を付けます。
ジョブクラスを割り当てます。ジョブクラスは、ジョブを処理する優先順位です。クラス A は優先順位がもっとも高く、最初に処理されます。本稼働環境では、クラス B または C を割り当てます。
開始時間をスケジュールします。「開始条件」をクリックし、「日付/時刻」をクリックします。スケジュールする開始時刻を入力します。 これは未来のイベントである必要があります。
ジョブステップを定義します。
「保存」をクリックします (注意: 「保存」は 1 回だけクリックする。 2 回以上クリックすると、ジョブが複数回実行されるようにスケジュールされる)。
SAP Basis ユーザーは、クライアントに依存します。このドライバを使用する SAP HR Active Sync アダプタごとに、CPIC にアクセスするシステムユーザーを作成します。
SAP の「ユーザー管理」で、ユーザーダイアログボックスにユーザー名を入力し、「作成」アイコンをクリックします。
「アドレス」タブをクリックし、姓フィールドと書式フィールドにデータを入力します。
「Logon データ」タブをクリックし、初期パスワードを定義して、ユーザータイプを通信データに設定します。
「Profile」タブをクリックし、SAP_ALL、SAP_NEW、および S_A.CPIC の各プロファイルを追加します。
「保存」をクリックします。
最初に、ダイアログユーザーを作成して、SAP システムの設定をテストできます。処理に問題がある場合は、デバッガでダイアログユーザーを分析できます。また、SAP システムに一度ログインして、このユーザーのパスワードを設定するようにしてください。システムがテストされ、正常に動作したあとは、セキュリティー対策のために CPIC ユーザーに切り替えるようにしてください。
SAP リソースアダプタは、カスタムアダプタです。インストールプロセスを完了するには、次の手順を実行する必要があります。
http://service.sap.com/connectors から JCo (Java Connector) ツールキットをダウンロードします。SAP JCO ダウンロードページにアクセスするには、ログインとパスワードが必要です。このツールキットには、sapjco-ntintel-2.1.8.zip のような名前が付けられます。この名前は、選択したプラットフォームやバージョンによって異なります。
ダウンロードする JCo ツールキットが、アプリケーションサーバーが動作する Java のビットバージョンと一致していることを確認します。たとえば、JCo は Solaris x86 プラットフォーム上の 64 ビットバージョンでのみ使用できます。したがって、アプリケーションサーバーが Solaris x86 プラットフォーム上の 64 ビットバージョンで実行されている必要があります。
ツールキットを解凍し、インストール手順に従います。必ずライブラリファイルを正しい場所に配置し、環境変数を指示どおりに設定してください。
sapjco.jar ファイルを InstallDir \WEB-INF\lib ディレクトリにコピーします。
SAP Java Base IDoc Class Library をダウンロードします。このライブラリは、sapidoc-1.0.1.zip のような名前の ZIP ファイルに格納されています。
ライブラリを解凍し、インストール手順に従います。
sapidoc.jar ファイルを InstallDir\WEB-INF\lib ディレクトリにコピーします。
SAP Java Connector IDoc Class Library をダウンロードします。このライブラリは、sapidocjco-1.0.1.zip のような名前の ZIP ファイルに格納されています。
ライブラリを解凍し、インストール手順に従います。
sapidocjco.jar ファイルを InstallDir\WEB-INF\lib ディレクトリにコピーします。
ここでは、SAP HR Active Sync リソースアダプタの使用に関する情報を示します。 次のトピックで構成されています。
このリソースに関する全般的な注意事項は次のとおりです。
waveset.properties ファイル内の sources.ResourceName .hosts プロパティーを使用して、Active Sync を使用してリソースの同期を行うクラスタ内のホストを選択できます。ResourceName は、リソースオブジェクトの名前に置き換える必要があります。
デフォルトでは、SAP アダプタは SAP Java Connector (JCo) を使用して SAP アダプタと通信します。SNC 接続の実装については、第 54 章SNC (Secure Network Communications) 接続の有効化を参照してください。
SAPHRActiveSyncAdapter には、SAP JCO および RFC のトレース用のリソース属性が用意されています。これらを使用して、Identity Manager と SAP システムの通信をトレースできます。属性名は、「SAP JCO トレースレベル」と「SAP JCO トレースディレクトリ」です。
環境内に次の環境変数を設定すると、SAP RFC トレースを有効にできます。これらの変数は、アプリケーションサーバーを起動する前に環境内に設定してください。これらの変数は、JCO が SAP システムとの通信に使用する共有ライブラリを制御します。
RFC_TRACE: 0 または 1
RFC_TRACE_DUMP: 0 または 1
RFC_TRACE_DIR: トレースファイルのディレクトリへのパス
CPIC_TRACE_DIR: トレースファイルのディレクトリへのパス
JCO のトレースが必要でない場合は、トレースファイルが作成されないように、RFC_TRACE を 0 に設定してください。
ここでは、サポートされる接続と特権の要件について説明します。
Identity Manager は、SAP Java Connector (JCo) 経由の BAPI を使用して SAP アダプタと通信します。
SAP HR に接続するユーザー名を、SAP HR ユーザーにアクセスできるロールに割り当ててください。
デフォルトの SAP HR Active Sync アダプタは読み取り専用です。このアダプタを使用してアカウントを作成または変更することはできません。
機能 |
サポート状況 |
---|---|
アカウントの有効化/無効化 |
なし |
アカウントの名前の変更 |
なし |
パススルー認証 |
なし |
前アクションと後アクション |
なし |
データ読み込みメソッド |
|
スキーママップ内のアカウント属性は、_ (下線) ではなく : (コロン) で区切られるようになりました。これにより、SAP HR の属性を、情報タイプ内の単純な属性ではなく、任意の深さの属性へのパスにすることができます。
属性パスの基本形式は次のとおりです。
infoType:subType:iDocDef:attrName
属性パスの iDocDef (IDoc 定義) セグメントと attrName セグメントは拡張できます。
有効な属性パスの例は、0105:MAIL:E2P0105001:ID などです。infoType は 0105、subType は MAIL、iDocDef は E2P0105001、および attrName は ID です。
必要な属性が最初の IDoc 定義よりも深い場合は、attrName の前に任意の数の IDoc 定義をそれぞれ区切り文字の : (コロン) で区切って指定できます。たとえば、0002::E2P0002001:E2Q0002002:PERNR には次の要素が含まれています。
infoType。0002
subType。なし。属性にサブタイプがない場合は、NULL フィールドまたは空白文字を使用します。
iDocDef1。E2P0002001
iDocDef2。E2Q0002002
attrName。PERNR
IDoc 定義オブジェクトは GenericObject として返される場合もあります。前述の例を使用すると、E2Q0002002 の IDoc 定義を GenericObject として取得するには、リソースユーザー属性を 0002::E2P0002001:E2Q0002002 としてスキーママップに指定します。
さらに、属性がリストであることを示すために、[ ] (左角括弧と右角括弧) をパス名に付加できます。たとえば、ある特定の属性が複数の値を持つことができる場合、属性名に [ ] を付加すると、その属性の値はリストとして返されます。これは、たとえば次のようになります。
1001:B008:E2P1001001:VARYF[]
属性が複数の値を取るが、属性名に [ ] が付加されていない場合は、最後の値が属性の値として使用されます。
デフォルトでは、次の情報タイプがサポートされます。
Infotype |
「名前」 |
サポートされるサブタイプ |
---|---|---|
0000 |
アクション |
適用不可 |
0001 |
所属 |
適用不可 |
0002 |
個人データ |
適用不可 |
0006 |
住所 |
01 (現住所)、03 (帰省先住所) |
0105 |
通信 |
MAIL (電子メール)。 0010 (電子メール) |
次の表に、SAP HR Active Sync のアカウント属性に関する情報を示します。
ユーザー属性 |
リソース属性名 |
説明 |
---|---|---|
actions_end_date |
0000::E2P0000001:ENDDA |
終了日 |
actions_start_date |
0000::E2P0000001:BEGDA |
開始日 |
actions_sequence_number |
0000::E2P0000001:SEQNR |
同じキーを持つ情報タイプレコード数 |
actions_last_changed_by |
0000::E2P0000001:UNAME |
オブジェクトの変更者名 |
actions_last_changed |
0000::E2P0000001:AEDTM |
最終変更日 |
actions_change_reason |
0000::E2P0000001:PREAS |
マスターデータの変更理由 |
actions_flag1 |
0000::E2P0000001:FLAG1 |
予約項目/未使用項目 |
actions_flag2 |
0000::E2P0000001:FLAG2 |
予約項目/未使用項目 |
actions_flag3 |
0000::E2P0000001:FLAG3 |
予約項目/未使用項目 |
actions_flag4 |
0000::E2P0000001:FLAG4 |
予約項目/未使用項目 |
actions_reserved1 |
0000::E2P0000001:RESE1 |
予約項目/未使用項目 (項目長 2) |
actions_reserved2 |
0000::E2P0000001:RESE2 |
予約項目/未使用項目 (項目長 2) |
actions_type |
0000::E2P0000001:MASSN |
アクションタイプ |
actions_reason |
0000::E2P0000001:MASSG |
アクションの理由 |
actions_customer_status |
0000::E2P0000001:STAT1 |
カスタマ定義区分ステータス |
actions_employment_status |
0000::E2P0000001:STAT2 |
在籍区分ステータス |
actions_special_payment_status |
0000::E2P0000001:STAT3 |
特給区分ステータス |
ユーザー属性 |
リソース属性名 |
説明 |
---|---|---|
org_admingroup |
0001::E2P0001001:ADMINGROUP |
管理者グループ |
org_bus_area |
0001::E2P0001001:BUS_AREA |
事業領域 |
org_ch_on |
0001::E2P0001001:CH_ON |
最終変更日 |
org_changed_by |
0001::E2P0001001:CHANGED_BY |
オブジェクトの変更者名 |
org_cnfrm_flag |
0001::E2P0001001:CNFRM_FLAG |
確認フィールドの有無 |
org_co_area |
0001::E2P0001001:CO_AREA |
管理領域 |
org_comp_code |
0001::E2P0001001:COMP_CODE |
会社コード |
org_contract |
0001::E2P0001001:CONTRACT |
労働契約 |
org_costcenter |
0001::E2P0001001:COSTCENTER |
コストセンター |
org_egroup |
0001::E2P0001001:EGROUP |
従業員グループ |
org_esubgroup |
0001::E2P0001001:ESUBGROUP |
従業員サブグループ |
org_flag1 |
0001::E2P0001001:FLAG1 |
予約項目/未使用項目 |
org_flag2 |
0001::E2P0001001:FLAG2 |
予約項目/未使用項目 |
org_flag3 |
0001::E2P0001001:FLAG3 |
予約項目/未使用項目 |
org_flag4 |
0001::E2P0001001:FLAG4 |
予約項目/未使用項目 |
org_from_date |
0001::E2P0001001:FROM_DATE |
開始日 |
org_fund |
0001::E2P0001001:FUND |
基金 |
org_funds_ctr |
0001::E2P0001001:FUNDS_CTR |
基金センター |
org_hist_flag |
0001::E2P0001001:HIST_FLAG |
履歴レコードフラグ |
org_infotype |
0001::E2P0001001:INFOTYPE |
情報タイプ |
org_job |
0001::E2P0001001:JOB |
ジョブ |
org_jobtxt |
0001::E2P0001001:JOBTXT | |
org_leg_person |
0001::E2P0001001:LEG_PERSON |
法人 |
org_lock_ind |
0001::E2P0001001:LOCK_IND |
HR マスターデータレコードのロックインジケータ |
org_name |
0001::E2P0001001:NAME |
従業員または応募者の、形式に合わせた名前 |
org_object_id |
0001::E2P0001001:OBJECT_ID |
オブジェクト識別 |
org_objecttype |
0001::E2P0001001:OBJECTTYPE |
オブジェクトタイプ |
org_org_key |
0001::E2P0001001:ORG_KEY |
組織キー |
org_org_unit |
0001::E2P0001001:ORG_UNIT |
Organizational Unit |
org_orgtxt |
0001::E2P0001001:ORGTXT | |
org_p_subarea |
0001::E2P0001001:P_SUBAREA |
担当者のサブ領域 |
org_payarea |
0001::E2P0001001:PAYAREA |
給与支払領域 |
org_payr_admin |
0001::E2P0001001:PAYR_ADMIN |
給与支払管理者 |
org_perno |
0001::E2P0001001:PERNO |
担当者番号 |
org_pers_admin |
0001::E2P0001001:PERS_ADMIN |
HR マスターデータの管理者 |
org_pers_area |
0001::E2P0001001:PERS_AREA |
担当者領域 |
org_position |
0001::E2P0001001:POSITION |
Position |
org_postxt |
0001::E2P0001001:POSTXT | |
org_reason |
0001::E2P0001001:REASON |
マスターデータの変更理由 |
org_ref_flag |
0001::E2P0001001:REF_FLAG |
参照フィールドの有無 (一次/二次コスト) |
org_reserved1 |
0001::E2P0001001:RESERVED1 |
予約項目/未使用項目 (項目長 2) |
org_reserved2 |
0001::E2P0001001:RESERVED2 |
予約項目/未使用項目 (項目長 2) |
org_screenctrl |
0001::E2P0001001:SCREENCTRL |
情報タイプ画面制御 |
org_seqno |
0001::E2P0001001:SEQNO |
同じキーを持つ情報タイプレコード数 |
org_sort_name |
0001::E2P0001001:SORT_NAME |
従業員の名前 (姓名でソート可能) |
org_subtype |
0001::E2P0001001:SUBTYPE |
サブタイプ |
org_supervisor |
0001::E2P0001001:SUPERVISOR |
スーパーバイザ領域 |
org_textflag |
0001::E2P0001001:TEXTFLAG |
情報タイプのテキストの有無 |
org_time_admin |
0001::E2P0001001:TIME_ADMIN |
時間記録の管理者 |
org_to_date |
0001::E2P0001001:TO_DATE |
終了日 |
ユーザー属性 |
リソース属性名 |
説明 |
---|---|---|
academicgrade |
0002::E2P0002001:ACADEMICGRADE |
学位 |
aristrocratictitle |
0002::E2P0002001:ARISTROCRATICTITLE |
名前の補足 (Lord、Lady など) |
birthplace |
0002::E2P0002001:BIRTHPLACE |
従業員の出生地 |
countryofbirth |
0002::E2P0002001:COUNTRYOFBIRTH |
従業員の出生国 |
dateofbirth |
0002::E2P0002001:DATEOFBIRTH |
従業員の誕生日 |
employeeno |
0002::E2P0002001:EMPLOYEENO |
必須。従業員番号 |
firstname |
0002::E2P0002001:FIRSTNAME |
従業員の姓必須。 |
formofaddress |
0002::E2P0002001:FORMOFADDRESS |
敬称キー |
fullname |
0002::E2P0002001:FULLNAME |
従業員のフルネーム |
gender |
0002::E2P0002001:GENDER |
従業員の性別を示します |
idnumber |
0002::E2P0002001:IDNUMBER |
担当者の ID 番号 (社会保障番号など) |
initials |
0002::E2P0002001:INITIALS |
従業員のイニシャル |
knownas |
0002::E2P0002001:KNOWNAS |
従業員が希望する呼び名。 |
language |
0002::E2P0002001:LANGUAGE |
言語キー |
language_iso |
0002::E2P0002001:LANGUAGE_ISO |
ISO 639 言語コード |
lastname |
0002::E2P0002001:LASTNAME |
従業員の名 |
maritalstatus |
0002::E2P0002001:MARITALSTATUS |
結婚歴キー |
maritalstatussince |
0002::E2P0002001:MARITALSTATUSSINCE |
現在の結婚歴の有効開始日 |
middlename |
0002::E2P0002001:MIDDLENAME |
従業員のミドルネーム |
name_format_indicator |
0002::E2P0002001:NAME_FORMAT_INDICATOR |
リスト内の従業員の名前形式 ID |
nameatbirth |
0002::E2P0002001:NAMEATBIRTH |
出生時の名前または姓 |
nameofcountryofbirth |
0002::E2P0002001:NAMEOFCOUNTRYOFBIRTH |
出生国 |
nameofformofaddress |
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敬称の名前 |
nameofgender |
0002::E2P0002001:NAMEOFGENDER |
性別の名前 |
nameoflanguage |
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言語の名前 |
nameofmaritalstatus |
0002::E2P0002001:NAMEOFMARITALSTATUS |
結婚歴の名前 |
nameofnationality |
0002::E2P0002001:NAMEOFNATIONALITY |
国籍の名前 |
nameofreligion |
0002::E2P0002001:NAMEOFRELIGION |
宗教の名前 |
nameofsecondnationality |
0002::E2P0002001:NAMEOFSECONDNATIONALITY |
第二国籍の名前 |
nameofstateofbirth |
0002::E2P0002001:NAMEOFSTATEOFBIRTH |
出生州の名前 |
nameofthirdnationality |
0002::E2P0002001:NAMEOFTHIRDNATIONALITY |
第三国籍の名前 |
nationality |
0002::E2P0002001:NATIONALITY |
従業員の第一国籍 |
numberofchildren |
0002::E2P0002001:NUMBEROFCHILDREN |
従業員の子供の数。 |
recordnr |
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同じキーを持つ情報タイプレコード数 |
religion |
0002::E2P0002001:RELIGION |
宗教団体を特定するために使用される 2 文字のコード。 |
secondacadgrade |
0002::E2P0002001:SECONDACADGRADE |
第二学位 |
secondname |
0002::E2P0002001:SECONDNAME |
姓 |
secondnameprefix |
0002::E2P0002001:SECONDNAMEPREFIX |
姓の前置語 |
secondnationality |
0002::E2P0002001:SECONDNATIONALITY |
従業員の第二国籍 |
stateofbirth |
0002::E2P0002001:STATEOFBIRTH |
従業員が出生した州または都道府県 |
surnameprefix |
0002::E2P0002001:SURNAMEPREFIX |
姓の前置語 (von、van der、de la など) |
thirdnationality |
0002::E2P0002001:THIRDNATIONALITY |
第三国籍 |
validbegin |
0002::E2P0002001:VALIDBEGIN |
従業員データが有効になる日付 |
validend |
0002::E2P0002001:VALIDEND |
従業員データが無効になる日付 |
ユーザー属性 |
リソース属性名 |
説明 |
---|---|---|
addresstype_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:ADDRESSTYPE |
現住所のアドレスタイプ |
addresstype_home_address |
0006:3:E2P0006003:ADDRESSTYPE |
自宅住所のアドレスタイプ |
city_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:CITY |
現住所の市 |
city_home_address |
0006:3:E2P0006003:CITY |
自宅住所の市 |
coname_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:CONAME |
従業員の現住所の気付 (c/o) の情報。 |
coname_home_address |
0006:3:E2P0006003:CONAME |
従業員の自宅住所の気付 (c/o) の情報。 |
country_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:COUNTRY |
現住所の国コード |
country_home_address |
0006:3:E2P0006003:COUNTRY |
自宅住所の国コード |
district_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:DISTRICT |
現住所の地区 |
district_home_address |
0006:3:E2P0006003:DISTRICT |
自宅住所の地区 |
nameofaddresstype_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:NAMEOFADDRESSTYPE |
現住所に割り当てられたアドレスタイプ。 |
nameofaddresstype_home_address |
0006:3:E2P0006003:NAMEOFADDRESSTYPE |
自宅住所に割り当てられたアドレスタイプ |
nameofcountry_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:NAMEOFCOUNTRY |
現住所の国 |
nameofcountry_home_address |
0006:3:E2P0006003:NAMEOFCOUNTRY |
自宅住所の国 |
nameofstate_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:NAMEOFSTATE |
現住所の州名または都道府県名 |
nameofstate_home_address |
0006:3:E2P0006003:NAMEOFSTATE |
自宅住所の州名または都道府県名 |
postalcodecity_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:POSTALCODECITY |
現住所の郵便番号の市部分 |
postalcodecity_home_address |
0006:3:E2P0006003:POSTALCODECITY |
自宅住所の郵便番号の市部分 |
recordnr_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:RECORDNR | |
recordnr_home_address |
0006:3:E2P0006003:RECORDNR | |
scndaddressline_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:SCNDADDRESSLINE |
現住所の第二住所行。 |
scndaddressline_home_address |
0006:3:E2P0006003:SCNDADDRESSLINE |
自宅住所の第二住所行。 |
state_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:STATE |
現住所の州または都道府県 |
state_home_address |
0006:3:E2P0006003:STATE |
自宅住所の州または都道府県 |
streetandhouseno_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:STREETANDHOUSENO |
現住所の街路名および番地 |
streetandhouseno_home_address |
0006:3:E2P0006003:STREETANDHOUSENO |
自宅住所の街路名および番地 |
telephonenumber_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:TELEPHONENUMBER |
現住所の第一電話番号 |
telephonenumber_home_address |
0006:3:E2P0006003:TELEPHONENUMBER |
自宅住所の第一電話番号 |
validbegin_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:VALIDBEGIN |
現住所が有効になる日付 |
validbegin_home_address |
0006:3:E2P0006003:VALIDBEGIN |
自宅住所が有効になる日付 |
validend_permanent_address |
0006:1:E2P0006001:VALIDEND |
現住所が無効になる日付 |
validend_home_address |
0006:3:E2P0006003:VALIDEND |
自宅住所が無効になる日付 |
ユーザー属性 |
リソース属性名 |
説明 |
---|---|---|
commtype_communication_EMail |
0105:0010:E2P0105001:COMMTYPE |
通信タイプのキー (インターネット) |
commtype_communication_EMail2 |
0105:MAIL:E2P0105001:COMMTYPE |
通信タイプのキー (電子メール) |
delimit_date_communication_EMail |
0105:0010:E2P0105001:DELIMIT_DATE |
インターネットアドレスを区切るためのキー日付 |
delimit_date_communication_EMail2 |
0105:MAIL:E2P0105001:DELIMIT_DATE |
電子メールアドレスを区切るためのキー日付 |
email_communication_EMail |
0105:0010:E2P0105001:ID |
インターネットアドレス |
|
0105:MAIL:E2P0105001:ID |
電子メールアドレス |
nameofcommtype_communication_EMail |
0105:0010:E2P0105001:NAMEOFCOMMTYPE |
通信タイプの名前 (インターネット) |
nameofcommtype_communication_EMail2 |
0105:MAIL:E2P0105001:NAMEOFCOMMTYPE |
通信タイプの名前 (電子メール) |
recordnr_communication_EMail |
0105:0010:E2P0105001:RECORDNR | |
recordnr_communication_EMail2 |
0105:MAIL:E2P0105001:RECORDNR | |
validbegin_communication_EMail |
0105:0010:E2P0105001:VALIDBEGIN |
インターネットアドレスが有効になる日付 |
validbegin_communication_EMail2 |
0105:MAIL:E2P0105001:VALIDBEGIN |
電子メールアドレスが有効になる日付 |
validend_communication_EMail |
0105:0010:E2P0105001:VALIDEND |
インターネットアドレスが期限切れになる日付 |
validend_communication_EMail2 |
0105:MAIL:E2P0105001:VALIDEND |
電子メールアドレスが期限切れになる日付 |
適用不可
SAPForm.xml SAPUserForm_with_RoleEffectiveDates_Timezone.xml SAPHRActiveSyncForm.xml
Identity Manager のデバッグページを使用して、次のクラスでトレースオプションを設定します。
com.waveset.adapter.SAPHRActiveSyncAdapter
インストールされている SAP Java Connector (JCO) のバージョンを判定し、それが正しくインストールされているかどうかを判定するには、次のコマンドを実行します。
java -jar sapjco.jar
このコマンドは、JCO のバージョンとともに、SAP システムと通信する JNI プラットフォーム依存ライブラリおよび RFC ライブラリを返します。
プラットフォーム依存ライブラリが見つからない場合は、SAP のマニュアルを参照して、SAP Java Connector の正しいインストール方法を調べてください。