Sun Identity Manager 8.1 リソースリファレンス

環境変数の使用

環境変数はエクスポートされ、アクションで利用できるようになります。これらの環境変数は、ユーザーに関する値 (リソーススキーママップの「アイデンティティーシステム リソース属性」列で定義される) を持つ、スキーマにマップされたすべての属性を、先頭に WSUSER_ を付加して構成します。たとえば、前述の例では、Solaris リソーススキーママップで定義された AccountId 属性の先頭に WSUSER_ を付加した形式の、環境変数 WSUSER_AccountId が使用されています。これらの変数がそれぞれのシェル内で環境変数として認識されるように、Solaris では変数名の前に $ (ドル記号) が付加されます。

OS/400 はコマンド言語に変数の代入機能がないため、リソースアダプタは変数名を検索し、リソースにコマンド行を送信する前に代入を実行します。変数を認識させるために、変数の前後に $ を付加する必要があります。特に、OS/400 スクリプトで WSUSER_AccountId を使用するには、コマンド行に $accountId$ を入力します。「WSUSER」を削除することに注意してください。

使用例:

<ResTypeAction restype="OS/400" timeout="6000">
<act>
CRTOUTQ OUTQ(SYSTEME/$accountId$)
</act>
</ResTypeAction>