Sun Identity Manager 8.1 システム管理者ガイド

DataSource 接続のテスト

DataSource 接続をテストしていると、lh setRepo -c コマンドが失敗することがあります。

この障害は、アプリケーションサーバーのデータベース接続サービスやアプリケーションサーバーのディレクトリサービスを使用できるように Identity Manager を設定していると特に起こりやすくなります。このサービスは、実行中のアプリケーションサーバーが Web アプリケーションに提供している環境でのみ機能します。

まず、目的の DataSource 設定から手順を追いながら取り掛かります。この手順に慣れたら、自分の目的に合うようにこの方法を改変することができます。

  1. アプリケーションサーバーのデータベース接続サービスを省略する DataSource 以外の接続など、直接 JDBC DriverManager 接続を使用してみてください。

  2. DataSource を使用しますが、アプリケーションサーバーのディレクトリサービス以外の ディレクトリサービスにある DataSource オブジェクトを格納します。


    注 –

    ほかに使用可能なディレクトリサービスがない場合は、ローカルファイルシステムのみを使用する JNDI の参照実装など、フリーのディレクトリサービスをダウンロードすることができます。


    これがうまくいったら、アプリケーションサーバーへの問題を突き止められます。

    次に、有用であれば、アプリケーションサーバーのデータベース接続サービスまたはアプリケーションサーバのディレクトリサービスを追加することもできます。アプリケーションサーバーが Web アプリケーションに提供する環境外で機能しているサービスであればどちらでもかまいません。