Sun Identity Manager 8.1 システム管理者ガイド

Servlet API

Web を使用する Identity Manager のユーザーインタフェースは、Web クライアントの検索対象となるページの位置を指定する際に URL (Uniform Resource Locator) を基にしています。

Identity Manager は、生成された HTML と HTTP 応答に有効な URL を配備できるように、アプリケーションサーバー (Glassfish, Apache Tomcat, IBM WebSphere, or BEA WebLogic など) に搭載されている Servlet API に基づいて、HTTP 要求にある URL が省略されていないかどうかを判断します。

設定によっては、Web クライアントが HTTP 要求に使用する URL をアプリケーションサーバーが特定できないものもあります。この例には次のものがあります。

例えば HTTP 要求からの正確な URL データを提供しない Servlet API の場合、正確なデータを Waveset.properties ファイル (Identity Manager のインストール先の config ディレクトリ内にあります) に設定することができます。

次の属性によって、Identity Manager の Web ベースドキュメントのルートと、Identity Manager が HTML BASE HREF タグを使用するかどうかが決まります。

この計算された値の上書きは、これらの API から返される値が必ずしも正確でない場合に有効です。 この状況は、次の場合に発生します。