ログデータは、監査オブジェクトとエラーログオブジェクトから構成されます。ログデータは 1 度限り書き込めるので、新規の監査オブジェクトとエラーログオブジェクトは作成できても、これらのオブジェクトを変更することはできません。
ログデータは明示的要求によってのみ消去できるため、ログデータの有効期間は非常に大きくなりがちです。ログデータに頻繁にアクセスするかどうかは、属性テーブル内ではなくオブジェクトテーブル内に格納されている属性によって決まります。ログに対する属性値の分布もクエリーも、具体的には Identity Manager の使い方によって決まります。
たとえば、ログテーブル内の属性値の分布は、次によって決まります。
どの種類の変更が加えられたか。
どちらの Identity Manager インタフェースから変更が加えられたか。
どのオブジェクト型が変更されたか。
ログテーブルに対するクエリーのパターンは、お客様がそのログテーブルに対して実行する Identity Manager レポート、カスタムレポート、または外部データマイニングのクエリーによっても異なります。
Identity Manager は、監査ログレコードを LOG テーブルと LOGATTR テーブルに、そしてエラーログレコードを SYSLOG テーブルと SLOGATTR テーブルに格納します。このデータには、対応する変更テーブルがありません。