エンドユーザーフォームのパフォーマンスを向上させるには、次の項目を実行します。
TargetResources を使用して、ビューのチェックアウトを対象となるリソースアカウントのものだけに制限します。これにより、ビューのフェッチ時間が短縮され、TaskInstance と WorkItems で消費されるメモリーが少なくて済むようになります。
Identity Manager のユーザーオブジェクトのビュープロパティーと属性だけが対象となっている場合、WSUser を返す際に Session.getObject(Type, name) の使用を検討します (複数の延期タスクのトリガーの管理に役立ちます)。
通常はエンドユーザーのタスクの方がプロビジョニングタスクよりも WorkItems が多いため、エンドユーザーのタスクはWorkItem サイズに特に影響を受けやすくなります。
「ビュー」をチェックアウトして構築し、編集したあとでビュー全体にマージし直してチェックインする際には、一時的な汎用オブジェクトを使用することを検討します。
デフォルトの「ユーザーの作成」と「ユーザーの編集」インタフェースを使用する代わりに、スケーラブルフォームを使用するようにします。
ユーザーを編集する際にデフォルトのユーザーフォームを使用すると、ユーザーのアカウントを編集し始めた時点で Identity Manager はそのユーザーが所有しているリソースを取得します。多数のリソースを抱えるユーザーアカウントがある配備環境では、この時間の掛かりがちな操作によってパフォーマンスが低下する危険性があります。