Sun Identity Manager 8.1 システム管理者ガイド

初期ロードのチューニング

    大きな初期ユーザーのロード中にパフォーマンスを向上させるには、次の項目を実行します。

  1. Identity Manager の管理者インタフェースから、すべての監査イベントを無効にします。


    注 –

    監査ロギングを使用すると操作ごとに複数のレコードが追加され、それ以降の監査レポートの実行速度が低下することがあります。


    1. 「設定」->「監査」の順に選択します。

    2. 「監査の設定」ページで、「監査を有効にする」ボックスの選択を解除して「保存」をクリックします。

  2. Web サーバをシャットダウンしてリストキャッシュを無効にするか、(debug/Show_WSProp.jsp デバッグページにある) ChangeNotifier.updateSearchIntervalCount プロパティーを 0.. に変更して、リストキャッシュを無効にします。

    リストキャッシュには、メモリー内で頻繁にアクセスされる組織内のユーザーリストが保持されています。これらのリストを保持するため、リストキャッシュは新規作成されたユーザーを探して確認します。

  3. debug/ Clear_List_Cache.jsp ページにある最新のリストキャッシュを消去します。

  4. ユーザーの処理に使用されるワークフローに、承認が記載されていないことを確認します。

  5. 次のように、代替となるロード方法を使用します。

    • ロードを分割し、そのデータをゾーンで実行する。

    • より高速な一括ロードを使用する。

    • ファイルからロードを行う。

  6. WorkflowActivity 型のデータエクスポータを無効にします。