各種メソッドの呼び出しタイマー統計を収集して表示するには、制御タイミングページを使用します。この情報を基に、特定メソッドに対するボトルネックと呼び出された API を追跡できます。呼び出しタイマーの基準値をインポートまたはエクスポートするのにも、呼び出しタイミングページのこのオプションが使用できます。
呼び出しタイミングの統計は、トレースが有効に設定されている間にだけ収集されます。
トレースとタイミングを有効にするには、「制御タイミング」ページを開き、「タイミングとトレースの開始」をクリックします。
タイミングを終了するには、「タイミングとトレースの終了」をクリックするか「タイミングの終了」をクリックします。
ページが再表示され、統計が使用できるメソッドのリストとメソッドの集約呼び出しタイマー統計が「タイミングの表示」テーブルに入力されます (呼び出し側から中断されません)。
このテーブルには、次の情報が記載されています。
メソッド名 (呼び出すメソッドを表示するには、そのメソッド名をクリックします)
総使用時間
平均時間
最小時間
最大時間
総呼び出し数
総エラー数
このリストを消去するには、「タイミングの消去」をクリックします。
コンソールから呼び出しタイマーのデータを収集するには、callTimer コマンドを使用します。このコマンドは、アップグレード中や、アプリケーションサーバーで Identity Manager を実行していないなどの状況で、パフォーマンス問題をデバッグする際に有用です。