ここでは、PasswordSync 設定ツールの「Trace」タブからトレースを設定する方法について説明します。
PasswordSync のインストール方法と設定方法の詳細は、『Sun Identity Manager 8.1 ビジネス管理者ガイド』の第 11 章「PasswordSync」を参照してください。
この設定ツールを初めて実行したときは、ウィザードでトレースを設定できません。それ以降は、設定ツールを実行するとウィザードに「Trace」タブが設定され、ここからトレースを設定できるようになります。
次の図は、PasswordSync 設定ツールの「Trace」タブを表したものです。
このタブから指定できる操作は、次のとおりです。
PasswordSync がトレースログの書き込み時に表示する詳細レベルを指定するには、「Trace Level」フィールドを使用します。 0 の値はトレースを無効にし、4 の値は全詳細を表示します。
ログファイルの最大サイズを指定するには、「Max File Size」フィールドを使用します。
トレースファイルが「Max File Size (MB)」フィールドに指定したサイズを超えると、PasswordSync が新しいトレースファイルを開始して、古い方のトレースファイル名に .bk を付与します。たとえばトレースレベルが 100 M バイトに設定されている場合、トレースファイルは C:\logs\pwicsvc.log に書き込まれますが、このトレースファイルのサイズが 100 M バイトを超えると PasswordSync がファイル名を C:\logs\pwicsvc.log.bk に変更します。すると PasswordSync が新しい C:\logs\pwicsvc.log ファイル を作成して、ここに新しいトレースファイルのメッセージが書き込まれるようになります。
PasswordSync トレースファイルの場所を指定するには、「Trace File」フィールドを使用します。