幅広いオプションを使用するには、コマンドラインからのトレースを有効にすると便利です。
コマンドウィンドウを開きます。
必要なトレースのコマンド引数を指定して、ゲートウェイを起動します。
ゲートウェイをトレースするコマンドライン引数は、次の表のとおりです。
使用状況: gateway -f name -l -m
例を示します。
cd %WSHOME%\bin\winnt gateway -d -p 11319 -f %CD%\gateway.trc -l 2 -m 500 |
上記の呼び出しにより、次の特性を備えたゲートウェイが起動します。
-d – 通常アプリケーションを使用 (サービス以外)
-p 11319 – ポート 11319 を使用
ゲートウェイリソースには、Identity Manager のリソース設定からこのポートを設定しておく必要があります。たとえば、Active Directory リソースの場合
-f %CD%\gateway.trc – トレース出力の書き込み先となるディレクトリ。Identity Manager は、このディレクトリのトレース出力をテキストファイルに書き込みます。
-l 2 – ゲートウェイトレースの出力レベル 2。
-m – トレースのログファイルの最大サイズ (KB 単位)。
指定されていれば、次回ゲートウェイをコマンドラインからまたはサービスとして実行したときに同じ値が使用されるように、Identity Manager が -f 値、-l 値、および -m 値をレジストリに保存します。
Identity Manager はゲートウェイのトレース出力をコンソールおよびトレースファイルに送信します。