Sun Identity Manager 8.1 システム管理者ガイド

低位アドレスメモリー状態のトラブルシューティング

ここでは、低位アドレスメモリー状態の調査に使用できる次のツールについて説明します。

Identity Manager のデバッグページから


注 –

Identity Manager のデバッグページにアクセスして操作を実行するには、デバッグ機能が必要です。管理者とコンフィギュレータには、デフォルトでこの機能が割り当てられています。

デバッグ機能がない場合は、エラーメッセージが表示されます。


次の Identity Manager デバッグページを管理者インタフェースから開いて、システムで使用中のメモリー量を監視することができます。

JConsole から

低位アドレスメモリーとデッドロックを検出するには、Java Monitoring and Management Console (JConsole) を使用します。JConsole とは、Java Management Extension (JMXTM) 技術に対応したグラフィカル管理ツールで、JDK 5 (以降) に同梱されています。

JConsole は、メモリーシステム、メモリープール、MBeans ガベージコレクタにアクセスして、メモリー消費量などのメモリー使用量、メモリープール、およびガベージコレクション統計についての情報を表示します。JConsole を使用すると、現在のヒープメモリー使用とヒープメモリー使用以外を調べるために MBeans を監視することもできます。


注 –

Java プラットフォームで実行するアプリケーションを JConsole を使用して監視する方法については、「JConsole を使用したアプリケーションの監視」を参照してください。 このドキュメントは、次の URL から入手できます。

http://java.sun.com/developer/technicalArticles/J2SE/jconsole.html