Enterprise Server は、機能をモジュール形式で提供するように設計されています。したがって、必要な機能だけをインストールして、必要がない機能のインストールは省略することができます。「OSGi モジュール」は、バンドルとも呼ばれ、配備した Enterprise Server にアドオン機能を提供します。サーバーの再起動を必要とせず、実行時にアドオンコンポーネントを追加または削除することができます。
時間の経過とともに、新しいアドオンコンポーネントが開発され、既存のコンポーネントは変更されていきます。Enterprise Server では、配備したサーバー上のソフトウェアを更新できるように、一連の Image Packaging System (IPS) ツールが提供されています。更新ツールを次の方法で使用して、新しいアドオンコンポーネンや更新されたアドオンコンポーネントをインストールできます。
グラフィカルな Enterprise Server 管理コンソール で選択して起動します。
コマンド行から開始できるスタンドアロンのグラフィカルツールとして起動します。コマンドの形式は、as-install-parent /bin/updatetool です。
コマンド行ユーティリティー (pkg コマンド) として起動します。グラフィカルな更新ツールで実行できるほとんどのタスクを実行できます。pkg コマンドを使用する主な理由は次のとおりです。
グラフィカルなバージョンの更新ツールには、どちらにも詳細なオンラインヘルプが用意されています。