JVM クラス読み込みシステムの統計では、次のドット表記名パターンを使用します。
server.jvm.class-loading-system.statistic
Java SE では、JVM から追加の監視情報を取得できます。監視レベルを「低」に設定すると、この追加情報の表示が有効になります。監視レベルを「高」に設定すると、さらにシステム内の各ライブスレッドに関する情報も表示されます。Java SE で利用可能な追加監視機能の詳細は、『Monitoring and Management for the Java Platform』を参照してください。この文書は、http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/guides/management/ で入手できます。
Java SE 監視ツールについては、http://java.sun.com/javase/6/docs/technotes/tools/#manage を参照してください。
Java SE の JVM で利用可能なクラス読み込み関連の統計を、次の表に示します。
表 8–17 Java SE のクラス読み込みに関する JVM の監視統計
Statistic |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
loadedclasscount |
CountStatistic |
JVM 内に現在読み込まれているクラスの数。 |
totalloadedclasscount |
CountStatistic |
JVM の実行開始後に読み込まれたクラスの合計数。 |
unloadedclasscount |
CountStatistic |
JVM の実行開始後に JVM から読み込み解除されたクラスの数。 |
Java SE の JVM で利用可能なスレッド関連の統計を、次の図に示します。
表 8–18 Java SE に関する JVM の監視統計 - スレッド
Statistic |
データ型 |
説明 |
---|---|---|
allthreadids |
StringStatistic |
すべてのライブスレッド ID のリスト。 |
currentthreadcputime |
CountStatistic |
CPU 時間の測定が有効になっている場合は、現在のスレッドに対する CPU 時間 (ナノ秒)。CPU 時間の測定が無効になっている場合は、-1 が返されます。 |
daemonthreadcount |
CountStatistic |
ライブデーモンスレッドの現在の数。 |
monitordeadlockedthreads |
StringStatistic |
監視デッドロックが発生しているスレッド ID のリスト。 |
peakthreadcount |
CountStatistic |
JVM 起動後またはピーク値リセット後におけるライブスレッドのピーク数。 |
threadcount |
CountStatistic |
ライブデーモンスレッドと非デーモンスレッドの現在の数。 |
totalstartedthreadcount |
CountStatistic |
JVM が起動されて以来、作成されたスレッド、起動されたスレッド、作成および起動されたスレッドの合計数。 |